「髪をボブに切ったら、膨らんでまとまらない!」そんなくせ毛のショートヘアに、おすすめのスタイリング剤をご紹介します。
くせ毛のボブにはスタイリング剤を上手く使うことで、しっとりとまとめることができます。
「種類があり過ぎて、どれを選んだらいいかわからない。」という方は必見です!
初心者さんでも使いやすいバームワックスを選んでいますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
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1膨らむくせ毛のボブにバームワックスがいい理由
バームワックスを使うと、このようにツヤ感をもたせながら、毛先までまとめることができます。
そもそも、くせ毛がまとまりにくい原因はタンパク質と水分バランスにあります。
髪はオルトコルテックス(湿気を吸収する)とパラコルテックス(水分をはじく)2種類のタンパク質でできています。
直毛の人はバランスよく絡みあっていますが、逆に、くせ毛は偏ったコルテックスが湿気を吸いこんで、髪の断面がゆがみます。
この湿気(水分)を吸収してしまうくせ毛には、油分で髪をコーティングしなければなりません。
そこで、バームワックスで髪に皮膜をつくり、くせを出にくくするわけです。
とくに、シアバターやミツロウのバームワックスは、湿気から髪を守ります。
シアバター(シア脂)
シアの木から採れる油脂で、酸化に強いビタミンEが豊富なオイル。
アフリカなどの熱く乾燥した地域でも、しっかり育つので保湿効果は高い!
だから、乾燥して広がる髪でも、長時間おさえてくれます。
それに、しっとり感も得られます。 髪はツヤツヤ、触るとサラリとして快適です。
紫外線によるダメージも予防します。
シアバターは、テクスチャーが柔らかめのものが多いので、伸びがよく使いやすいのがいいところ。
ミツロウ
ミツロウはみつばちの巣から採れるビーズワックスとよばれます。
この成分が保湿効果を保ち、髪やお肌を やわらかい手触りにしてくれるのです。
ハンド&ボディクリーム、リップクリームなど幅広く使用されています。
市販のワックスよりベタベタしないので 髪になじみやすく、スタイリングがしやすいのも嬉しい。
乾きにくい性質なので、 ウエットヘアや自然な毛束感がカンタンにできます。
ミツロウが入ったバームはわりと固形タイプのワックスに多く、手の温度であたためて伸ばしてからスタイリングします。
2くせ毛に使いやすいバームワックス8選
短いくせ毛にありがちなパサつきや膨らみを抑え、使いやすいタイプのバームワックスを厳選しました。ハンド、ネイル、ボディにまで使えます。
Moii(モイ) バーム ウォークインフォレスト
艶としっとり感が長持ちするのが特徴です。
・ 濡れ髪、自然な束感がつくれる。
・柔らかく伸びがよいテクスチャー。
・シリコン/パラベン/合成着色剤がフリー
・サンダルウッドとユーカリの森の香り
・油臭くなりません。
ルベル Moii(モイ)バームとオイル自然由来100%の香りでレビューしています。
【成分】 バオバブオイル、マルラオイル、アボカドオイル、シア脂、ミツロウ、アーモンド油、シア脂エチルエステルズ、 カプリン酸、ミスチリン酸、ステアリン酸グリセルなど
ロレッタムルムルバター
くせ毛特有の表面のボサボサを抑えます。
・くせ毛のうねりやアホ毛を寝かせます。
・テクスチャーはやや硬め。
・ローズとラベンダーのほのかな香り。
・しっとりと落ち着きます。
・パッケージが可愛い。
【成分】: シア脂、アストロカリウムムルムル脂、バオバブ種子油、ダマスクバラ花油、ニオイテンジクアオイ油、 ラベンダー油、パルマローザ油
ビ・セリエ・マカロンバターソフト (色:ウッディベージュ)
軟毛や猫っ毛ならこちらがおすすめです。
・みずみずしい潤いを与えます。
・柔らかいテクスチャーでよく伸びます。
・バーム8選の中で一番重たくならないです。
・自然なツヤ感でふんわりと仕上がります。
・森のようなやさしいウッディの香り。
ビ・セリエ・マカロンバターソフト【100%天然由来】の口コミはこちらから
【成分】
シアバター・ヤシ脂・スクワラン・マンゴー種子油野菜油
アロエベラ液汁・フラーレン・ミツロウ・ピドリキシンHCL
EARTHEART(アースハート)オーガニック ナチュラル バーム
とにかく伸びがいいので毛量が多くてもつけやすい。
・しっかりツヤがでます。
・テクスチャーは柔らかく伸びがよい。
・毛量の多いくせ毛のボリュームを軽減。
・バーム8選の中で使いやすさNo.1。
・ 軽い動きからウエット感あるスタイリングまで。
・シトラス・レモン・グレープフルーツの香り。
アースハートナチュラルバーム口コミ【N.エヌドットと比較】はこちらから
【成分】:オリーブ油、ミツロウ、シア脂、ホホバ種子油、ベルガモット果実油、 オレンジ油、グレープフルーツ果皮油、レモン果皮油、ライム油、トコフェロール
N.エヌドット ナチュラルバーム
軟毛や猫っ毛にハリコシを与えます。
・ パーマ風ヘア、毛束感など自然な動き 。
・テクスチャーは硬め。
・ツヤは控えめです。
・時間が経っても重くならない。
・マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り。
【成分】:シア脂、ホホバ種子油、ミツロウ、マンダリンオレンジ果皮脂、 オレンジ果皮脂、ベルガモット果皮脂、パルマローザ油、ビターオレンジ葉/枝油、アルテミシアパレンス花/葉/茎油、トコフェロール
ザ・プロダクト ワックス
毛が太い、毛量が多いくせ毛もしっとり落ち着きます。
・ 広がりや膨らみを抑えるキープ力 あり。
・バーム8選の中で一番しっとり重め。
・細い髪や猫っ毛には向きません。
・マンダリンオレンジやシトラス の香り。
・少量でもツヤツヤになります。
プロダクトのヘアワックスの口コミはこちらから
【成分】:シア脂・ミツロウ・トコフェロール・マンダリンアレンジ果皮油・ アロエベラ液汁
kanel(カネル)ヘアワックス
潤うのにベタつかず程よく髪になじみます。
・ 柔らかくサラサラにまとめたい人向き。
・テクスチャーは程よく使いやすいです。
・保湿力が高く、ダメージを補修します。
・濡れ髪にするほどしっとり感ではありません。
・グレープフルーツの香り。(油臭くなりにくい)
【成分】:シア脂・ヤシアルキル・ミツロウ・グレープフルーツ果皮油・ アストロカリウムムルムル種子油・テオウロマグランジフロルム種子油・ アルガニアスピノサ核油・ホホバ種子油・メドウフォーム-δ-ラクトン・ ヒマワリ種子油・ラベンダー油・ニオイテンジクアオイ油・ マンダリンオレンジ果皮油・ローズマリー葉油・トコフェロール
COCUU コキュウ メロウバーム
ワックス並みに動きが欲しい人に向いています。
・髪のボリュームをしっかり抑える。
・テクスチャーはやや硬め。
・ 毛束感や動きを出すショートヘアに向き。
・ツヤはちょっと控えめ。
・オレンジ・パチョリなど柑橘系の香り。
COCUU コキュウ メロウバーム の口コミはこちらから
【成分】:パルミチン酸エチルヘキシル、ミツロウ、セテアリルアルコール、パルミチン酸デキストリン、キャンデリラロウ、マイクロクリスタリンワックス、水添ナタネ油アルコール、カルナウバロウ、ラネス-5、イソノナン酸イソノニル、
イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、水溶性コラーゲンなど
3膨らむくせ毛のボブを抑えるバームワックスの使い方
ほとんどのヘアバームは固形ですが、手の甲にのせると肌の温度で溶けるのでよくのびます。
溶かしたら両掌にひろげてから、髪につければダマにならずに使うことができます。
両手のひらと5本のゆびに、馴染ませてから髪につけましょう。
- 毛量が多いひとはクリップで適量を分けとります。
- 下のブロックに指を入れて髪の内側からとかします。
- その後、上のブロック(髪の表面)にもつけましょう。
- 最後にコームでとかしたら完成です。(ストンと落ち着きます。)
コームでとかすとツヤがでます。
前髪は最後につけて下さい。初めにつけると、濡れた髪みたいになるので。
4バームの効果的な使い方はヘアオイルとダブルで使う
ガンコなくせ毛のスタイリングには、バームの前にヘアオイルをつけるともっとしっかりおさまります。
オイルがブースターの役割をするので、効果的に ガンコなくせ毛を抑え込むことができます。やり方はとてもシンプル。
- シャンプー後の濡れ髪にヘアオイルをつけてコームでとかす。
- ドライヤーで完全に乾かします。
- バームをつけてスタイリングをする。
髪が多いくせ毛のモデルさんに、何もつけずにドライヤーで乾かした直後です。
今度はバームとヘアオイルのダブル使いがこちらです。
面倒な方は、バームワックスとヘアオイルを程よく混ぜてから、髪につけると1回ですみます。
混ぜて使う場合は、分量の配分が難しいので、少量からはじめてください。
もしも、これだけやってもイマイチという方は髪の毛が多い人が膨らむ原因と対処法を解説!おすすめボブもご紹介をご覧ください。
まとめ
お疲れさまでした。あなたに合いそうなスタイリング剤は見つかりましたか?
とにかく、膨らむくせ毛のボブには、髪の内側や毛先までしっかりとスタイリングするのが大切です。
ほとんどのバームの容量は約50g前後と、やや少なく感じるかもしれませんが、
少量で伸びますのでショートなら2か月くらいは持ちます。
どのバームもつけ過ぎると、ベタベタと重くなりますので、はじめは少しづつ使ってくださいね。