「髪を短く切ったら、広がってまとまらない!」そんなくせ毛のショートヘアに、おすすめのバームワックスをご紹介します。
くせ毛ショートは、パサつき、広がりなど、スタイリングがなかなか難しいですよね。
でもバームワックスを使うことで、毛先までしっとりとまとめることができます。
「種類があり過ぎて、どのバームを選んだらいいかわからない。」という方は必見です!
初心者さんでも使いやすいバームワックスを選んでいますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
記事の内容
1短く切って広がるくせ毛にバームワックスがいい理由
2くせ毛に使いやすいバームワックス8選
3広がるくせ毛を抑えるバームワックスの使い方
4バームの効果的な使い方はヘアオイルとWで使う
5バームの使い方「短く切って広がるくせ毛」にバームワックス8選:まとめ
1短く切って広がるくせ毛にバームワックスがいい理由
バームワックスを使うと、このようにツヤ感をもたせながら、毛先までまとめることができます。
そもそもくせ毛の原因はタンパク質と水分バランスにあります。
髪はオルトコルテックス(湿気を吸収する)とパラコルテックス(水分をはじく)2種類のタンパク質でできています。
直毛の人はこのコルテックス がバランスよく絡みあっていますが、逆に、くせ毛は偏ったおるとコルテックスが湿気を吸いこんで、髪の断面がゆがみくせ毛になります。
水分を吸収しやすいくせ毛には、油分で髪に皮膜を作る必要です。
とくに、シアバターやミツロウ配合のバームワックスは、しっかりと髪を皮膜でコーティングする作用があります。
シアバター(シア脂)
シアの木から採れる油脂で、酸化に強いビタミンEが豊富なオイル。
アフリカなどの熱く乾燥した地域でも、しっかり育つので保湿効果はバツグン! だから、乾燥して広がる髪でも、長時間おさえてくれます。
それに、ヘアオイルにはないしっとり感を得られます。 髪はツヤツヤ、触るとサラリとして快適です。
紫外線から髪をまもり、ダメージも防いでくれます。
シアバターが入ったバームは、テクスチャーがわりと柔らかめのものが多いです。
ミツロウ
ミツロウはみつばちの巣から採れるビーズワックスとよばれます。
この成分が保湿効果を保ち、髪やお肌を やわらかい手触りにしてくれるのです。
ハンド&ボディクリーム、リップクリームなど幅広く使用されています。
だから、市販のワックスよりベタベタしないので 髪になじみやすく、スタイリングがしやすいのも嬉しい。
乾きにくい性質なので、 ウエットヘアや自然な毛束感がカンタンにできます。
ミツロウが入ったバームはわりと固形タイプのワックスに多く、手の温度であたためて伸ばしてからスタイリングします。
2くせ毛に使いやすいバームワックス8選
短いくせ毛にありがちなパサつきや膨らみを抑え、使いやすいタイプのバームワックスを厳選しました。ハンド、ネイル、ボディにまで使えます。
Moii(モイ) バーム ウォークインフォレスト
・ 濡れ髪、自然な束感がつくれる。
・柔らかく伸びがよいテクスチャー。
・シリコン/パラベン/合成着色剤がフリー
・サンダルウッドとユーカリの森の香り
・油臭くなりません。
ルベル Moii(モイ)バームとオイル自然由来100%の香りでレビューしています。
【成分】 バオバブオイル、マルラオイル、アボカドオイル、シア脂、ミツロウ、アーモンド油、シア脂エチルエステルズ、 カプリン酸、ミスチリン酸、ステアリン酸グリセルなど
ロレッタムルムルバター
・くせ毛のうねりやアホ毛を抑えます。
・テクスチャーはやや硬め。
・ローズとラベンダーのほのかな香り。
・しっとりと落ち着きます。
・パッケージが可愛い。
【成分】: シア脂、アストロカリウムムルムル脂、バオバブ種子油、ダマスクバラ花油、ニオイテンジクアオイ油、 ラベンダー油、パルマローザ油
ビ・セリエ・マカロンバターソフト (色:ウッディベージュ)
・みずみずしい潤いを与えます。
・柔らかいテクスチャーでよく伸びます。
・バーム8選で、いちばん軽め。
・自然なツヤ感でふんわりと仕上がります。
・森のようなやさしいウッディの香り。
ビ・セリエ・マカロンバターソフト【100%天然由来】の口コミはこちらから
【成分】
シアバター・ヤシ脂・スクワラン・マンゴー種子油野菜油
アロエベラ液汁・フラーレン・ミツロウ・ピドリキシンHCL
EARTHEART(アースハート)オーガニック ナチュラル バーム
・しっかりツヤがでます。
・テクスチャーは柔らかく伸びがよい。
・毛量の多いくせ毛のボリュームを軽減。
・バーム8選の中で使いやすさNo.1。
・ 軽い動きからウエット感あるスタイリングまで。
・シトラス・レモン・グレープフルーツの香り。
アースハートナチュラルバーム口コミ【N.エヌドットと比較】はこちらから
【成分】:オリーブ油、ミツロウ、シア脂、ホホバ種子油、ベルガモット果実油、 オレンジ油、グレープフルーツ果皮油、レモン果皮油、ライム油、トコフェロール
N.エヌドット ナチュラルバーム
・ パーマ風ヘア、毛束感など自然な動き 。
・テクスチャーは硬め。
・ツヤは控えめです。
・時間が経っても重くならない。
・マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り。
【成分】:シア脂、ホホバ種子油、ミツロウ、マンダリンオレンジ果皮脂、 オレンジ果皮脂、ベルガモット果皮脂、パルマローザ油、ビターオレンジ葉/枝油、アルテミシアパレンス花/葉/茎油、トコフェロール
ザ・プロダクト ワックス
・ 広がりや膨らみを抑えるキープ力 あり。
・バーム8選の中で一番しっとり重め。
・細い髪や猫っ毛には向きません。
・マンダリンオレンジやシトラス の香り。
・少量でもツヤツヤになります。
プロダクトのヘアワックスの口コミはこちらから
【成分】:シア脂・ミツロウ・トコフェロール・マンダリンアレンジ果皮油・ アロエベラ液汁
kanel(カネル)ヘアワックス
・ 柔らかくサラサラにまとめたい人向き。
・テクスチャーは程よく使いやすいです。
・保湿力が高く、ダメージを補修します。
・濡れ髪にするほどしっとり感ではありません。
・グレープフルーツの香り。(油臭くなりにくい)
【成分】:シア脂・ヤシアルキル・ミツロウ・グレープフルーツ果皮油・ アストロカリウムムルムル種子油・テオウロマグランジフロルム種子油・ アルガニアスピノサ核油・ホホバ種子油・メドウフォーム-δ-ラクトン・ ヒマワリ種子油・ラベンダー油・ニオイテンジクアオイ油・ マンダリンオレンジ果皮油・ローズマリー葉油・トコフェロール
COCUU コキュウ メロウバーム
・髪のボリュームをしっかり抑える。
・テクスチャーはややもったりめ。
・ 毛束感や動きを出すショートヘアに向き。
・ツヤはちょっと控えめ。
・オレンジ・パチョリなど柑橘系の香り。
COCUU コキュウ メロウバーム の口コミはこちらから
【成分】:パルミチン酸エチルヘキシル、ミツロウ、セテアリルアルコール、パルミチン酸デキストリン、キャンデリラロウ、マイクロクリスタリンワックス、水添ナタネ油アルコール、カルナウバロウ、ラネス-5、イソノナン酸イソノニル、
イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、水溶性コラーゲンなど
3広がるくせ毛を抑えるヘアバームの使い方
ヘアバームはほぼ固形ですが、手の平で じんわり溶けるのでよくのびます。
しっかり溶かしてから髪につければ、ダマにならずに使うことができます。
細い髪質で、ショートのくせ毛なら、このくらいの分量でちょうどいいと思います。
両手のひらと5本のゆびに、馴染ませてから髪につけましょう。
- 毛量が多いひとはクリップで適量を分けとります。
- 下のブロックに指を入れて髪の内側からとかします。
- その後、上のブロック(髪の表面)にもつけましょう。
- 最後にコームでとかしたら完成です。(ストンと落ち着きます。)
コームでとかすとツヤがでます。
前髪は最後につけて下さい。初めにつけると、濡れた髪みたいになるので。
4バームの効果的な使い方はヘアオイルとWで使う
ガンコなくせ毛のスタイリングには、外せないアイテムですが、バームの前にヘアオイルをつけるともっとしっかりおさまります。
オイルがブースターの役割をするので、効果的に ガンコなくせ毛を抑え込むことができます。やり方はとてもシンプル。
- シャンプーあと髪にヘアオイルをつけてコームでとかす。
- ドライヤーで完全ドライ。
- バームをつけてスタイリングをする。
髪が多く剛毛のくせ毛のモデルさんに、何もつけずにドライヤーで乾かした直後です。
今度はバームとヘアオイルW使いがこちらです。
面倒な方は、ドライヤーの後にバームワックスとヘアオイルを程よく混ぜてから、髪につけると1回ですみます。
でも、一番おさまりがいいのはべつべつにつける方です。
5バームの使い方「短く切って広がるくせ毛」にバームワックス8選:まとめ
お疲れさまでした。あなたに合いそうなバームワックスは見つかりましたか?もし、なくても自然由来植物オイルがはいったバームを選んでみてくださいね。
とにかく、水分を吸収しやすいくせ毛には、油分で髪に皮膜を作る必要です。
シアバターやミツロウ配合のバームワックスを使って、しっかりと髪を皮膜でコーティングするのが重要です。
ほとんどのバームの容量は約50g前後と、やや少なく感じるかもしれません。
でも、少量でも伸びがますのでショートなら2か月くらいは持ちます。
どのバームもつけ過ぎると、ベタベタと重くなりますので、はじめは少量から使ってくださいね。