kami-blog

くせ毛のエイジングケアを追求するくせ毛美容師のブログ

髪質を柔らかくする方法「髪が硬い原因はこれだった!」

しなやかだった髪が、硬い髪に変化するのは、パーマやカラー、ヘアアイロンのダメージによることが多いです。

遺伝的に髪が硬い場合を除いて、髪をしなやかにするケア方法がいくつかありますが、今回は髪を柔らかく仕上げてくれる「トリ―トメントの成分」について具体的な名前を書いています。

この記事を書いている私は、美容歴30年の美容師です。
いままで10万人以上のお客様を担当させていただいております。

お客様の髪を触ると、大体のダメージ理由がわかります。とくに硬くなった場合はわかりやすく、柔らかくする方法も一人一人にあわせて処方できます。

ですがここでは、それができないので、髪を硬くしないようなお手入れ方法を交えながら解説します。

ぜひ、記事を読みつつ実際に試してみて下さい。

1.硬い髪の特徴は?

生まれつきしっかりとした太くて硬い髪質の方の場合、細くて柔らかい髪の方よりも、髪の内部に栄養がつまっています。

<img src=”drink.jpg” alt=”1.硬い髪の特徴は?”>
髪の硬さ、太さは【コルテックス=タンパク質】の量で決まりますが、髪の80~90%以上を占めるといわれています。

このコルテックスの中には、細い何本もの糸のようなものが密集し、「タンパク質・水分・脂質」で髪の骨格をつくっています。

つまり、コルテックスが多いということはハリ・コシ、強度のある硬い髪質になります。剛毛の方もそうです。


また、硬い髪の毛にはキューティクルの層が厚いことがわかっています。キューティクルには3~10層にかさなっており、1層につき、細い髪で約3枚、普通毛で約5~6枚、硬い髪だと約10枚になります。

2.髪が硬くなる原因

2-1パーマ・カラーのダメージ

生まれつき髪が硬いというのもありますが、 太くて硬い健康な髪は、きちんとカットされていればまとまりやすいのでそんなに問題ではありませんが、注意するべきは、ヘアカラー・パーマなどによる薬剤のダメージです。

薬剤のアルカリはキューティクルの内部に浸透するので、毛髪の「油分」や「水分」を失わせることでパーマがかかったり、カラーが染まったりしています。

一度でも薬剤が浸透した髪は、キューティクルがむき出しになりやすく、髪のタンパク質(アミノ酸)や栄養成分が流出しやすいので、毎日のヘアケアを正しないとダメージは広がり、毛髪が酸化してゴワつきます。

2-2 自然乾燥による髪のごわつき

髪の毛は、乾いてしまう直前に形が決まってしまいます。たとえば、くせ毛やうねりのある髪質の場合。

濡れたまま放置すると、こんな風に髪がクネクネしたまま乾くようになります。つまり、乾いたらその形のままになるということ。

もう一つは、濡れた状態の髪は、膨潤して(ふくらんで)髪内部の水分を蒸発させています

そのせいで、乾燥しパサつきやすくなりますので、髪と髪が摩擦をおこしやすく、ダメージにつながりやすくなります。

2-3間違ったブラシの使い方と種類

使うブラシの種類によって髪が傷むこともあります。シャンプー前、汚れを落としやすくするためや、地肌マッサージのために、ブラッシングする方もいると思います。

でも、ぶっちゃけそんなに重要ではありません。どうしてもやるなら、地肌ゴシゴシし過ぎたり、 髪の絡まりを無理にひっぱらないでください。

髪が切れて枝毛になるので、よけいに髪がごわごわになります。ナイロン系や毛先に球がついていない物は、より傷みやすいです。

くれぐれもブラッシングは最小限で大丈夫です。

2-4ヘアアイロンによる髪のダメージ

<img src=”drink.jpg” alt=”2-4ヘアアイロンによる髪のダメージ”>
すでにヘアアイロンを使用している方は、感じたことがあると思います。アイロンの温度は100度以上ですから毎日使用していると、髪が焼けてし硬くなってしまいます。

髪はタンパク質でできていますから、卵や肉を焼いたとき硬くなるように、毛髪も時間の経過とともにに硬くなります。それがごわごわの原因です。

3.硬い髪の毛を柔らかくするにはシャンプー選びが重要

髪質というのは生まれつきなので、細くしたりすることはできませんが、シャンプーの成分によって、手触りがなめらかになることで、柔らかく感じることがあります。

ダメージした硬い髪の毛には、洗浄力が強すぎないシャンプーで、洗った方が硬くなりにくいです 。「 髪質が硬い方におすすめのシャンプー7選」では、油分と水分をみ、やわらか成分をしっかりと補充してくれるシャンプーを厳選しています。 

4.髪を保湿し柔らかくしてくれるヘアオイルの成分

ヘアオイルを選ぶ決め手は「水分・保湿力・油分」です。ダメージ以外にも 年齢を重ねると油分が減少し、水分を保持するちからも減少します。

ヘアオイルの皮膜は水分の蒸発を防ぎ、柔らかい髪の感触をつくりだしてくれます ので、毎日シャンプーするのであれば、毎日オイルを補給してあげることが 大切です。

ホホバ種子オイル :人間のの皮脂に一番なじみやすいオイルといわれています。エモリエント成分・抗炎症など 髪の水分蒸発を防止し、しっとりツヤを出してくれます。

コメヌカオイル :コメヌカオイルの特徴は髪をしんなりさせ、ツヤ感がいい。 乾燥・湿気・紫外線などから髪を保護する役割もあります。

モロッカンオイル :アルガンツリーの実から採れた「アルガニアスピノサ核油」が主成分となっています。 髪の保湿・柔軟性に効果があるといわれ、抗酸化作用があることで良く知られています。

マルラオイル :抗酸化作用はオリーブオイルの約8~12倍といわれ、高い保湿力で乾燥から 髪を守ります。頭皮マッサージにより老化防止にも。

ココナッツオイル: 酸化しにくく、「頭皮環境を整える効果」や「潤い・ツヤを与える効果」が期待できます。 頭皮マッサージにも使用できます。

5.髪を柔らかくするトリートメントの選び方

お風呂でシャンプー&リンスをした後、髪を乾かす前に洗い流さないトリ―トメント をつけて保湿することをおすすめします。

「すでにつけている」「面倒くさい」 と思うかもしれませんが、洗い流さないトリ―トメントに配合されている成分 によって、仕上がりの髪の柔らかさが違います。

【髪を柔らかくする成分】
・アスタキサンチン:髪の柔軟性
・フラーレン:髪の柔軟性
・スクワラン:油分を補う、保湿
・ヒアルロン酸:保水、潤いキープ


そのほか、バオバブ種子オイルやヒマワリ種子油、キノア種子油、ダイズ油など 天然植物由来のオイルも保湿効果が高いといわれています。

6.髪の柔らかさを保つにはドライヤーも重要

シャンプーのあと、そのまま放置せずにしっかりドライするほうが、髪は硬くなりません。

ドライヤーにこだわることも重要なポイント!風量が多く、速乾性・保湿性 の高いドライヤーの方が、のんびり乾かすよりも髪がゴワゴワしません。

なぜなら、濡れている時間が長いと水分が蒸発しやすいからです。 濡れた髪は、キューティクルが開いて伸びきった状態なので、早めに 引き締めてあげることが、硬い髪をつくらないポイントです。

7.「美容室でのカット」オーダーの仕方

「それってどーいうこと??」と思うかもしれませんが、実は、シャンプーやトリ―トメント などと同じくらい重要なことなんです。

カットの上手なスタイリストに切ってもらうと、髪が収まりやすくないですか? だからオーダーするときこう言いましょう。(電話予約で直接伝える方がいいです)

「髪を減らすときは毛先をすき過ぎないで、 間引くようにカットしてください。」たったこれだけです。

すき過ぎというのは「セニングシザース」というのでザクザク切ること

間引くというのは「スライドカット」という技術でなめらかに髪を少なくすること。

ヘアスタイルが可愛くなるかどうかはさておきましたが 最低限、これができるスタイリストなら、髪を今以上に硬くすることはないと 思います。

でないと、できないスタイリストに当たるかもしれないので。 でも、ビューティサイトやインスタグラムで探していても、イメージは伝わるけど そこへ行って切ってもらったら、失敗することもありますよね。

毛先だけ、すき過ぎで髪がパサつき硬くなるケースも多いです。 できるだけ失敗を最小限にするために。

8.髪を柔らかくする方法:まとめ

お疲れさまです。現役美容師が思いつく限りの「髪を柔らかくする方法」 をお伝えしました。厳密には、他にあるのですがセルフでやるには難しいので、 なかでも比較的やさしい方法になります。

【重要なこと】
・ヘアオイルを選ぶ決め手は「水分・保湿力・油分」
・髪を乾かす前に洗い流さないトリ―トメントを
・髪の柔らかさを保つにはドライヤーも重要
・髪はできるだけ素早く乾かす。
・「間引くようにカットしてください」と伝えましょう。


ちょっとだけ勇気をだして伝えて下さいね。