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女性の白髪は年齢のせい?増えるのを何とか食い止めたい!

<img src=”drink.jpg” alt=”年齢のせい?髪に増え続ける白髪を何とか食い止めたい! ”>

白髪が増える理由が知りたいなぁ。白髪染めはしているけど徐々に 増えてくるのが怖い!できれば、予防法も知りたい。

本記事では、白髪が増える原因と予防策を調べてくわしくまとめました。白髪は黒く戻ることはありませんが、少しでも 先送りさせるためにできることはいくつかあります。

わかりやすくシンプルにお伝えしますので、ぜひ、記事を読みつつ実際に試してみて下さい。

この記事を書いている私は、美容歴30年の美容師です。いままで10万人以上のお客様を担当させていただいております。

白髪が増えて悩んでいる女性のお客様からたくさん相談を受けてきたので、わりとリアルに伝えられると思います。

白髪の原因が気にならない方は「4. 白髪は予防できる?その対策3つ」から読んでください。

1.女性の白髪が増える年齢

年齢を重ねると白髪がでてくるのは「老化現象のひとつ」です。加齢による白髪は、女性で早い人は30歳前半から、個人差はありますが30歳~50歳にかけて始まるようです。

2.白髪が生えるメカニズム

髪の毛は「メラニン色素」を持っています。「メラニン色素」を形成する細胞 メラノサイト(色素幹細胞)は、毛根にあり毛母細胞にメラノサイトを供給することで、 「メラニン色素」が産生され、色素沈着し髪の毛が黒くなります。

つまり、「メラニン色素」がつくられる、メラノサイトが豊富にあることにより、 黒々とした髪色になるというわけです。

ですが、何らかの原因でメラノサイトに異変があったり、 傷ついたりすると毛母細胞に、メラノサイトが留まることができず白髪になります。

3.白髪が増える原因

<img src=”drink.jpg” alt=”3. 白髪が増える原因 ”>

出典:DEMI頭皮の基礎知識 vol.9「白髪」|デミ コスメティクス


 加齢:
年齢を重ねると老化によって体内の血流がわるくなり、細胞の機能が落ちてしまうことで、 白髪が増えるといわれています。女性特有の冷えや代謝の低下も関係しています。

細胞の機能が落ちるということは、メラノサイト のもとになっている細胞も小さくなるのでメラニンの産生が減少します。

つまり、加齢とともに髪の毛に供給される量も減り、白髪が増えるというわけです。

遺伝子:
親の遺伝子を引き継いで、白髪になる可能性もあるかもしれませんが、 もう一つ、髪の毛のなかでは「MITF遺伝子」というものが白髪に、関係すると いわれています。

「MITF遺伝子」は、メラニン色素を合成している物質 「チロシナーゼ」に「メラニン色素をつくれ!」と指令を出しています。

なので、メラノサイトに「MITF遺伝子」が多くあればメラニン色素がつくられる

ことになります。

【2.白髪が生えるメカニズム】で、毛母細胞にメラノサイトを供給することで、 「メラニン色素」が産生され、髪の毛に取り込まれる。といいましたが、このサイクルが 乱れると、髪の毛にメラニン色素が行かなくなるので白髪が増えます。

さらに、年齢とともにその遺伝子は減少することがわかっています。

自然界にある放射能
空気中に放出されている放射線のせいで、頭皮や髪を傷めている ことがわかっています。下の画像、バルジ領域にある「色素幹細胞」は髪の色を黒くしている細胞です。

<img src=”drink.jpg” alt=”3. 白髪が増える原因 ”>

ふつうは、ニッチ(NICHE)というものが「色素幹細胞」「幹細胞」をガードしています。 ところが、

❶黒髪に放射線を当ててダメージを与える


          ↓

❷(NICHE・ニッチ)が影響を受け、幹細胞が色素細胞を生み出さなくなる。


          ↓

❸その結果白髪になる。

このようにして放射能が細胞にダメージを与えています。

色素細胞の幹細胞が直接機能を失うのではなく,幹細胞を守るNICHE(ニッチ)という環境の方が 放射線の感受性が高く,この環境がダメージを受けることで幹細胞が色素細胞を 生み出せなくなることが分かったのです。
 参考:「白髪や白斑のメカニズムを解き明かす。 」
国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学


血行不良:

<img src=”drink.jpg” alt=”3. 白髪が増える原因 ”>

髪の毛をつくる細胞には、ヒトが食事で栄養を摂るように 細胞にも栄養が行き渡らないといけません。

毛母細胞は、毛細血管から 栄養をもらっていますが、それを運んでいるのが血液です。なので、血行が 悪いと髪の成長にも影響します。

ストレス
「色素幹細胞」は「メラニン」をつくっているといいました。 ヒトは激しい運動やストレスを感じると、交感神経が刺激されてアドレナリンやノルアドレナリン(神経伝達物質)が放出されます。

ノルアドレナリンは、行動力や集中力を高めたり するいい面もありますが、強いストレスをうけると過剰に分泌され、メラノサイト の枯渇を促進させるという研究結果があります。

つまり、メラニンが作られる量が 減り、白髪が増えるということになります。女性はストレスを受けると、ホルモンバランスも崩しやすく髪の成長をさまたげてしまいます。

参考記事:「nature」

www.nature.com



頭皮環境の悪化
頭皮の乾燥や皮脂の分泌バランスがくずれると、表皮のターンオーバーが 乱れ、皮膚のバリア機能が低下しまうことがあります。

すると毛根にダメージを 与えてしまい、メラニンを作る働きが活発でなくなるのです。

頭皮環境悪化した 原因がわからないと改善することはできませんが、通常はシャンプーやトリ―トメントをかえたり、スキャルプシャンプーで頭皮環境を整えることで改善することもあります。

 

4.白髪は予防できる?その対策3つ

血行を改善する
血行不良の原因のひとつに自律神経の乱れがあります。 女性の場合、ストレスや年齢による更年期などのせいで乱れやすいのでカラダを温め、血流をよくすることが必要です。

カラダを冷やすといわれる 糖質や冷たい物をひかえ、ネギやショウガ、トウガラシなどカラダが 温まるものを食べましょう。

お風呂で温まったり、ストレッチやマッサージで筋肉のコリを改善し、血行をよくすることもいいと思います。

<img src=”drink.jpg” alt=”4.白髪は予防できる?その対策3つ ”>

また、なにか自分にできる運動を見つけて筋肉をつけることも血行改善に役立ちます。 筋肉は、筋収縮をすることによって、血液が体内にめぐりカラダを温めています。

基礎代謝も上がりやすくなるので、ダイエットにもなりますよ。

ストレスには早めに対策を
ストレスは自分のカラダに対する生体防御反応です。 動悸や血圧の上昇、イライラなどがその典型的な症状。

ストレスをため込まない ためには、自分なりのリラックス方法を見つけることが良い対策になりますが 、実際にストレスを感じているときには「ビタミンC」が有効です。

ビタミンCは コラーゲンの合成を助ける役割をしているので、女性の大敵である皮膚のしわやシミの予防になります。心だけでなくお肌もキレイになって、気分を上げましょう。

<img src=”drink.jpg” alt=”4.白髪は予防できる?その対策3つ ”>

赤ピーマン、ブロッコリー、甘柿、アセロラ果汁などに豊富に含まれています。 毎日上手に摂ってストレス解消の対策を。

 

.不眠をさける

<img src=”drink.jpg” alt=”4.白髪は予防できる?その対策3つ ”>

できるだけ寝不足をしないで、良質な睡眠をとることも 大切。睡眠はカラダの疲れをとり、脳を休ませる 役割があります。

ストレスがあると、交感神経が活発になり眠りが浅く、「成長ホルモン」の分泌が悪くなります。

「成長ホルモン」は細胞を生まれ変わらせ、傷んだ細胞の修復も行っています。 髪の毛が作られる毛母細胞もメラノサイトも同じです。

また、「メラトニン」というホルモンは、睡眠を促進する作用が期待され、 アメリカでは睡眠障害の治療に用いられるそうです。

「メラトニン」を 合成する材料になるトリプトファンは、魚や肉、大豆製品などの 動物性たんぱく質に多く含まれます。

5.白髪が生える原因を知って適切な予防を:まとめ

お疲れさまです。一度、白髪を見つけると気になりますが 、できるだけのことをして白髪がでるのを遅らせましょう。

あなたにできることは いくつかあるはずです。

【白髪を増やさないために】
・血行改善(マッサージ・ストレッチ)
・カラダを温める(冷やさない)
・ビタミンC、トリプトファンを摂取する
・良質な睡眠を


とはいえ、白髪がなくなるわけではないので、美容室での白髪染めを考えている方には 「オーガニックカラーで白髪染めできる美容室を選ぶべき!」で、 白髪を染める【ふつうのカラー剤】と【オーガニックカラー】の違いがわかる記事をご用意しました。

ツヤ、ダメージレス 、色持ちの良さなどが良くわかります。

これから、市販の薬で染めたい方は「市販の白髪染めブローネルミエストで美容師が初めて染めてみた」「市販の白髪染めのコツ(クリーム編)」は参考になると思います。
塗りムラを防いで、色を長持ちさせる塗り方のポイントをたくさん載せています。