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「くせ毛カットが得意な」くせ毛美容師ブログ

洗い流さないトリ―トメントの【超効果的な使い方】とそのワケは?

洗い流さないトリ―トメントの正しい使い方を知っていますか?トリ―トメントは使い方次第で、ダメージ補修効果が違います。すでに使っている方も、これから購入を考えている方も、ぜひ知っておいてほしいと思います。

この記事を書いている私は、美容歴30年の美容師です。いままで10万人以上のお客様を担当させていただいております。

洗い流さないトリ―トメントを使っている方は、髪のダメージを気にしていると思いますので、髪をケアするのに必要なトリ―トメント成分や正しい使い方をしっかり解説していきたいと思います。


洗い流さないトリ―トメントを使うと、ドライヤーあとの仕上がりに差がでます。

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの使い方”>

左:シャンプー&リンスのみ VS 右:洗い流さないトリ―トメント仕上げ

1,リンス、コンディショナー、トリ―トメントの違い

<img src=”drink.jpg” alt=”1,リンス、コンディショナー、トリ―トメントの違い">

リンス コンディショナーの役割

結論からいうと、ほとんど変わりはありません。 ブランドによっては、リンスよりもコンディショナーの方が、髪を保湿する成分が 多く配合されていたりすることもあります。どちらも髪の表面をコーティングする役割をしています。

シャンプーのあとは、キューティクルが開いて無褒美な状態。 髪内部の栄養がながれたり、キューティクルにダメージを与えやすくなります。

そこで、リンスやコンディショナーを使用することで、開いたキューティクルにキチンとフタをして、髪に皮膜をつくりすべりをよくします。

リンス、コンディショナーの効果

  • ドライヤーの熱や紫外線から髪を守ります。
  • キューティクルを均一に整えます。
  • 指通りをすべらかにします。

トリートメントの役割

効果についてはこのあと詳しく解説します。トリ―トメントの役割は、髪表面のキューティクルだけでなく、髪の内部に浸透し ダメージ補修をしてくれる成分を配合していること。

美容院でのトリートメントのように持続性は ありませんが、自然由来の植物オイルなどの保湿成分と毛髪補修成分が配合されているものが多く、 リンス、コンデショナーよりも、うるおいやツヤを感じられるのがトリートメントです。

2,洗い流さないトリ―トメントの効果

トリ―トメントにも、「洗い流す」「洗い流さない」トリ―トメントの2種類がありますが、どちらを使う方がよいか迷いませんか?ダメージ補修には「洗い流さないトリ―トメント」の方をおすすめします。

洗い流すトリ―トメント

文字どおり、洗い流すので、シャンプーとセットで使用するか、毎日のシャンプー&リンスにくわえて、週に1度か2度集中ケアトリ―トメントとして使います。洗い流す分、軽い仕上がりになることがおおいです。

洗い流さないトリ―トメント

シャンプー&コンディショナーの後、ドライヤーをかける前につけるトリ―トメントのことをいいます。ドライヤーの熱から髪を守り、傷んだ髪のコンディションを整え、ツヤのある髪へ導きます。

「洗い流すトリートメント」より、しっかりと髪にとどまるので、パーマで傷んでパサつく髪も落ち着きます。パーマで傷んだ髪って修復できるの?傷んだ時の対処法

洗い流さないトリートメントの効果

  • リンス、コンディショナーの効果も持っている。
  • 髪の「水分」「油分」を補う。
  • 保湿成分、毛髪補修成分が髪にとどまりやすい。

洗い流さないトリ―トメントの選び方

髪の成分は80%~90%がケラチンという「タンパク質」です。それは何層にもかさなっていて「脂質」でつながれています。健康な髪には、タンパク質がしっかりつながれています。

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの選び方">

参照:https://tamachanshop.jp/2021/02/16/9788/

ヘアカラーやパーマをした髪は、タンパク質のつながりが切れており、脂質も流れやすくなり傷んでいきます。以下のようなタンパク質(PPT)補修成分が必要です。

コラーゲンPPT・加水分解コラーゲン・ケラチンPPT 加水分解ケラチン・シルクPPT・加水分解シルク パールPPT・加水分解コンキオリン・ミルクPPT 加水分解乳タンパク・ダイズPPT・加水分解ダイズタンパクなど


タンパク質補修成分を配合し、ダメージケアに優れた「洗い流さない(アウトバス)トリートメントベスト3ダメージ補修」を参考にしてください。

3,洗い流さないトリ―トメントって毎日した方がいいの?

もちろん毎日した方が手触りもツヤもよくなります。傷んだ髪というのは、失われた水分や油分がつねに足りない状態です。自然に回復するものではないので、シャンプーするごとに補充してあげる必要があります。

シャンプーを流すときや、ドライヤーをかけるとき、毛先がひっかかるのはタンパク質が失われている証拠です。

4,洗い流さないトリ―トメント【超効果的な使い方】とそのワケ

効果的な使い方の手順

Step1

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの使い方”>

やりかたはとてもシンプルです。しっかりとタオルドライをした後に、適量のトリ―トメントを手の平にとりのばします。

髪の毛に水分が残っていると、水分が優先されてトリ―トメントが十分にはいっていかないので、タオルドライは重要です!

Step2

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの使い方”>

一度につけず、毛先から根元にむかって小分けにつけます。

Step3

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの使い方”>

必ず全体に行き渡るように、このような大きめのコームで 丁寧にとかしてください。


Step4

<img src=”drink.jpg” alt=”洗い流さないトリ―トメントの使い方”>

根元から毛先に向かい、しっかりドライしてトリ―トメントを閉じ込めます。
※地肌につけるのはNGです。頭皮にかゆみがでたり、油っぽくなり、ドライヤーで乾かすときに時間がかかります。

なぜこれが効果的になるのか?

髪に水分が残っているとトリ―トメントが薄まり、十分に入っていかないと言いましたが、これにはワケがあるんです。

健康な髪には、タンパク質をつなぐ脂質がしっかりとあるので、トリ―トメントが浸透しやすく なじみます。だから、ドライヤーあとにトリ―トメントの効果を実感しやすい。(疎水性=水をはじく)

いっぽうで、傷んで脂質が少ない人の髪は、トリートメントが馴染まないから効果を得られにくいのです。(親水性=水を吸い込みやすい)

美容室でのトリートメントシステムでは、シャンプーとトリ―トメントのあいだに、水をはじく「疎水性」傾ける施術をしているところもありますが、自宅でのトリートメントではなかなか難しいので、せめて水分はよくふきとってから、乾かしましょう。

5,まとめ

いかがでしたでしょうか?髪のダメージにお悩みの方、今以上にしなやかにしたい方はぜひためしてみて下さいね。