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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

くせ毛やうねりが強い40代~50代ショート髪型とヘアケア「徹底解説」

<img src=”drink.jpg” alt=”くせ毛やうねりが強い40代~ショート髪型とヘアケア「徹底解説」">

 「くせ毛でもまとまるショートヘアってあるの?」

「ショートにしたいけど、老けた印象になりたくない。」

今回は、くせ毛でお悩みの40~50代女性に、お手入れが楽なショートヘアをご紹介します。

美容師歴30年のShinです。

くせ毛でうねりが強いと、万年ロングだったり、ショートにしたけどスタイリングできなかったなどのお悩みをお持ちの方は多いはず。

でも、、、

うねりが強いくせ毛には、ショートヘアが向いています。


理由は3つ!

  • 若々しく見える「髪型」になる。
  • ショートヘアの方が、小顔効果がある。
  • スタイリングしやすくなる。

こんなにいいことあるんです。

くせ毛のヘアケアの注意点についても解説していますので、ぜひ、ご覧くださいね。

CONTENTS

1 髪のうねりが強くなるのはなぜ?

髪がうねる原因はタンパク質と水分バランスにある

パーマやカラー、アイロンなどのダメージで髪がうねる

ホルモンバランスの変化で髪が細くなる

2 くせ毛の悩みにあわせたオススメの髪型

ハチが膨らむくせ毛

太くて大きくうねるくせ毛

縮毛でチリつくくせ毛

細い髪トップにボリュームのない猫っ毛

うねりが強く毛先がハネる

「ダメージ+くせ」乾燥して広がる

3 くせ毛を伸ばしやすくするシャンプー

4 くせ毛のお手入れ3つの注意点

1シャンプーあとのタオルドライ

2ドライヤーの前には洗い流さないトリ―トメントを

3くせ毛を伸ばしやすくするドライヤーのかけ方

5 くせ毛やうねりが強いショート40代~50代髪型:まとめ

 

1 髪のうねりが強くなるのはなぜ?

<img src=”drink.jpg” alt="髪のうねりが強くなるのはなぜ?">

髪がうねる原因はタンパク質と水分バランスにある

髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。直毛のひとは、このタンパク質と水分の がバランスよく絡みあっています。

<img src=”drink.jpg” alt="髪がうねる原因はタンパク質と水分バランスにある ">

逆にくせ毛は「ケラチン」の配列が偏っているので 、水分のバランスが悪く、楕円形のような形になります

では、どうやってうねる髪を均一にするのか?

それは髪内部に「タンパク質」と「水分」をあたえて、うねりを軽くしてやることです。

髪の水分バランスを整えてくれるのは、髪質に合わせたシャンプーやスタイリング剤になります。
 

パーマやカラー、アイロンなどのダメージで髪がうねる

<img src=”drink.jpg” alt="パーマやカラー、アイロンなどのダメージで髪がうねる">

髪の毛は、キューティクルが湿気から守ってくれているおかげで、艶やかな髪の毛を保っています。  

でも、パーマやカラー、アイロンの熱によるダメージは、キューティクルがはがれやすい状態になります。  

そのキューティクルの間から、湿気を吸いこんでうねりが強くなっしまうのです。

ホルモンバランスの変化で髪が細くなる

<img src=”drink.jpg” alt="ホルモンバランスの変化で髪が細くなってうねりやすくなる ">


女性ホルモンは年齢によって分泌量が変化します。

40代後半になると更年期にさしかかりますが、ホルモンバランスが乱され、髪質に変化が見られます。

ご両親のどちらかがくせ毛の場合、思春期のホルモンの変化がきっかけで、突然くせ毛になるということも実際にあります。

過労やストレス、栄養不足などによってもバランスを崩しやすいので、ムリをしすぎないことも大切です。

一般的には

  •  食生活の改善
  •  良質な睡眠をとる
  •  血行や代謝を良くする。

とくに、新陳代謝が悪いと頭皮に栄養が届きにくくなるので、健やかな髪の土台をつくるためにも、適度に運動をこころがけましょう。

くせ毛の悩みにあわせたオススメの髪型

どんなショートヘアにすれば、くせやうねりをカバーできるのか?

それは、えりあしやボトムラインがキュッと引き締まった、ショートボブ系のヘアスタイルにするとまとまりがよくなります。

「髪が長い方が、重さでまとまるんじゃないの?」と思われがちですが、そんなことはありません。

ハチが膨らむくせ毛

乾かすとふわーっとふくらむくせ毛は、まとまりにくくツヤがない

モデルさんは、平べったくらせん状にねじれている「捻転毛(ねんてんもう)」です。

<img src=”drink.jpg” alt=”ハチが膨らむくせ毛">


うしろにくびれを作り毛先の広がりを抑えています。

【お悩み】
*根元から毛先までまとまらない。
*ヘアオイルをつけてもすぐに乾く。
*くせ毛でツヤがない。


ハチ部分がヨコに広がりやすいので、内側の毛量を減らしていますが、スキばさみは使用しません。

スキばさみやレザーカットは、髪の切り口が削がれるので、数日後にパサパサになりやすいからです。

ハチが膨らむ場合は、頭頂部の髪の毛をながめに残します。

ボリュームダウンさせるために、肩までの重みをのこし、くびれをもたせるウルフスタイルにしました。

太くて大きくうねるくせ毛

髪が太く大きく波のようにうねりが強い髪質は、ショートヘアにすることでくせ毛を活かすことができます。

モデルさんは大きく波打つような形の「波状毛(はじょうもう)」です。 

<img src=”drink.jpg” alt=”太くて大きくうねるくせ毛”>


ショートヘアにして、ハネていた毛先を整えたことで、ワックスでセットしただけで、パーマをかけたような雰囲気に仕上がりました。

【お悩み】
*うねりが強くサイドがうしろに流れてしまう。
*太くて毛量が多いのでまとまらない。
*髪全体が重く見える。


できるかぎり毛先が薄くならないようにカットしています。

うねりがでやすいので、顔周りを短めにし、全体に丸みのあるシルエットにしました。

スキばさみでザクザクすいたりしていないので、ワックスで簡単に毛束をつくることができます。

縮毛でチリつくくせ毛

細くて、薄いので髪を美しくみせるのがむずかしい縮毛

そのわりにトップのボリュームは ないので、裾の広がりがでないよう短いショートボブにしました。

<img src=”drink.jpg” alt=”縮毛でチリつくくせ毛">


ドライヤーでブローしただけではまだ、かなり 小さくまとまってパサつきは見られなくなりました。

【お悩み】
*細かいうねりが強い。
*傷んでパサパサになる。
*毛先がヨコに広がりやすい。


髪全体を小さく見せるために、後ろを短くしたことで、後頭部にボリュームがでて、上品なイメージになりました。

えりあしをやや長めにのこすと、首のラインがほっそり見えます。

表面だけストレートアイロンを 使用していますが、手で乾かしただけでもシルエットが美しくなるようにカットしています。

細い髪トップにボリュームのない猫っ毛

髪が細くてやわらかいので、全体的がペチャンコになりやすいタイプのくせ毛です

トップの生えかたが 下に向いているので、肩より上のショート系でボリュームをカバー。

<img src=”drink.jpg” alt=”細い髪トップにボリュームのない猫っ毛">


ボブにすることで、無理にボリュームアップさせるテクニックもいりません。

だから、朝のスタイリングも簡単にできます。

【お悩み】
*ボリュームがない。
*髪が乾燥してツヤがない。
*パサついている。


ペチャンコになりやすい猫っ毛をボリュームアップするには、ひし形シルエットにするのがコツです。

ブローでボリュームを出しているわけではなく、ドライヤーで乾かしただけで ひし形のシルエットになるので、巻いたりする必要もありません。

うねりが強く毛先がハネる

髪がやせてきてトップにボリュームがない。うねりのせいで毛先がハネて広がる。 こちらは弱いねじれの「捻転毛」で、左にハネ安い髪質です。

<img src=”drink.jpg” alt="うねりが強く毛先がハネる">


首のまん中にラインをつくることで、ハネる部分がなくなりスッキリしました。この位置でボトムラインを作るとハネにくくなります。

【お悩み】
*毛先がうねってハネる。
*根元がペタンとなりやすい。
*乾燥してパサつくので下だけが広がる。


うねりのせいで、毛先がハネるのを抑えるだけでなく、ボリュームの出やすい長さになりました。

ボブのシルエット、四角いカドをとって丸みをだしています。だから、ヘアオイルのみで仕上げることができました。

「ダメージ+くせ」乾燥して広がる

毛量が多くて、硬くて太いくせ毛です。

自宅でのヘアカラーでダメージしているため、乾燥してまとまりにくくなっています

<img src=”drink.jpg” alt=”「ダメージ+くせ」乾燥して広がる">


ふくらんで広がっていた毛先がなくなりスッキリしました。

肩に当たって膨らんでいた毛先がおさまりやすくなりました。

【お悩み】
*ボワ~ッとヨコに膨らむ。
*髪が乾燥してゴワついている。
*ヘアアイロンのせいで、髪の手ざわりが硬い。


太くて硬いくせ毛は、重みをのこしたボブにしてから、内側とえりあしを短くしています。

顔だしNGなのでお見せできないのは残念ですが、サイドの長さが短いような感じがするかと思います。

「短すぎない?」と感じるかもですが、実際ははアゴの下まであるので、前から見るとそんなにショートカットには見えないです。

【関連記事】50代も若々しく!くせ毛のためのショートヘアスタイルとヘアケア解説

【関連記事】50代髪型くせ毛でも大丈夫!大人のお洒落ウルフカット

3 くせ毛を伸ばしやすくするシャンプー

はじめに、髪は「タンパク質」と「水分」の分布が均一でない ほど、くせ毛やうねりが強くなるといいました。

くせ毛をあつかいやすくするシャンプーの成分がこちらです。

シャンプーの成分には「タンパク質」という表記はなく「ケラチン」というのがこれにあたります。

くせ毛に必要な3大成分
低刺激の洗浄剤 アミノ酸系洗浄剤
保湿成分 ペセリア、フラーレン
タンパク質 加水分解ケラチン


これらが配合されているから、「タンパク質」「水分」をバランスよく補ってくれて、くせ毛やうねりが伸びやすくなります。

それはなぜかというと、

  • アミノ酸系だから、キシまずに手触りなめらか。

  • ペセリア、フラーレンは、高保湿で髪にうるおい。

  • 加水分解ケラチンで髪にハリがでるので、クセが伸びやすい。


TOKIOインカラミシャンプープラチナム美容師レビュー細い~ふつうのくせ毛に効果的です。

4 くせ毛のお手入れ3つの注意点

<img src=”drink.jpg” alt=”くせ毛のお手入れ3つの注意点">

1シャンプーあとのタオルドライ

濡れているときの髪の毛は、ゴムのように伸びやすく傷つきやすいので、こすらないで水分をやさしく拭きとりましょう。  

タオルを巻いたまま10分以上放置するのはダメです。

タオルのなかで グシャグシャになった髪の毛のまま乾いてしまいます。

ドライヤーをかけてもまとまらないのはそのせいです。

どうしてもすぐ乾かせない場合は、タオルドライの後すぐに!コームで髪をとかしてまっすぐにしておいてください。

2ドライヤーの前には洗い流さないトリ―トメントを

髪の毛は約80%のタンパク質と5%の脂質=CMCからできています。

くせ毛がまとまりにくいのはこの「CMC」が不足しているからです

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右のようになると、タンパク質が流れでてうねりが強くなってしまいます。

CMCは髪内部まで補修、水分保持をしているので、CMC配合のトリ―トメントを使いましょう。


タンパク質や水分を補うことができれば、くせが伸びやすくなるし、しなやかにまとまりやすくもなります。

だから、セットがしやすくクセをのばすのが時短で済むのです。

ドライヤーの前にシューッと吹きつけるだけで、パサつく髪がしっとりします。

3くせ毛を伸ばしやすくするドライヤーのかけ方

髪の毛が完全に乾かないうちに、5本指でひっぱりながら、ドライヤーをあてると伸びやすくなります。

<img src=”drink.jpg” alt=”3くせ毛を伸ばしやすくするドライヤーのかけ方">

このとき、吹き出し口が指ではなく、根元に当たるようにしましょう。

根元に熱を感じたら、ドライヤーを根元からから毛先までへ ゆっくりと動かしましょう。

きちんとドヤイヤーの熱が均一にあたっていればまっすぐになるはずです。

5 くせ毛やうねりが強いショート40代~50代髪型:まとめ

くせ毛やうねりのヘアケアいかがでしたでしょうか?

もしも、いままで試したことがない方法がありましたら、ぜひやってみて下さいね。

くせ毛に合ったヘアケアで、お手入れが楽になりますので、頑張ってください。

1、シャンプーを変えてみる。

2、ヘアオイル、バームワックスでスタイリングを。

3、CMCでダメージを修復し、くせ毛を伸ばす。

4、シャンプー後はすぐにドライヤーをかけましょう。


関連記事:くせ毛と傷んだ髪を救う!補修トリートメント完全ガイド

ここまで読んでいただきありがとうございます。あなたにためになる内容があったら嬉しいです。