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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

ボリュームを抑える秘訣!髪の多い人におすすめアイロンテクニックとオイル活用法

髪のボリュームが気になっていませんか?

特に髪が多い人にとって、 膨らみすぎて扱いにくい髪は悩みのタネですよね。

この記事では、 髪の膨らみを抑えるための具体的な、アイロンの使い方やオイルの活用方法を詳しく解説します。

髪質にあった方法を取り入れることで、 スタイリングが楽になるだけでなく、艶やかでまとまりのあるヘアスタイルを楽しむことができます!

髪の多い人向けのおすすめボブスタイルについて詳しく知りたい 方は、リンク先の記事『髪の毛が多い人が膨らむ原因と対処法を解説! おすすめボブもご紹介』もチェックしてみてください。

1 髪が多い人のボリュームを抑える基本知識

髪にボリュームがでる原因には、毛量が多いだけでなく長さの問題や くせ毛だったりするかも知れません。

日本人の半数以上のはくせ毛といわれ、 また、40代以降の女性の3~4人にひとりは、加齢による「うねり」 を感じているそうです。

髪にくせ毛やうねりがあることでボリュームが出るとすると、 以下の3つがかなり重要になります。

  • 髪を乾かすタイミング 

  • 膨らみを抑える乾かし方

  • 水分を与えるローションの使用

これらを意識してなかったという方は、ぜひ実践してみてください。

1-1 髪を乾かすタイミング

濡れた髪をいつ乾かすか?ということですが、できる限り シャンプー後すぐにドライヤーをかけて下さい。

髪の毛は少しでも乾きはじめると、膨張したりうねったままの 形状で乾きます。

シャンプー後タオルを巻いてそのまま20分、30分 それ以上放置してしまうとグチャグチャのままに固まってしまうはず。

ドライヤーをかけても、毛先がハネたりクセが取れないのは これが原因になっていることが考えられます。

しっかりとタオルドライをして、水分をふきとり、コームでとかし、 ドライヤーで乾かしましょう。

1-2 膨らみを抑える乾かし方

方法というよりも、大前提の話をしますね。

くせ毛やうねりが強い場所は 人によって違います。

顔周りの細いウブ毛、頭頂部、後頭部などに くせ毛の強い所は、とても乾きやすいのです。

だから、 くせ毛が一番気になる 所から先に乾かしてください。

特に、髪を少し引っぱりながら根元中心に、風をあてると くせが伸びてボリュームダウンしやすいです。

1-3  水分を与えるローションの使用

ドライヤーをかける前に、 ブローローションを使うと 熱から髪を守り、ダメージを補修する成分も入っていて、 手触りが良くなるので髪が落ちつきます。

近年では、縮毛矯正やヘアアイロンでのダメージにも 対応した髪質改善タイプのブローローションもあります。

毎日のスタイリング前に、髪全体に馴染ませブラッシングを したら、ドライヤーで乾かします。

2 ボリュームダウンに効果的なアイロンの使い方

膨らみを抑えるために、ヘアアイロンを使う方は多いと思います。

「簡単に見えて自分もできそうになる。でも、実際は 難しい。」ですよね。

今回は、ボリュームダウンが目的なので、一番膨らみやすい所を抑えるやり方を解説します。

2-1 アイロンを使った効率的なスタイリング手順

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  1. ブロッキングをする
  2. 毛束コームでとかす
  3. ハチ部分の根元からアイロン

1 ブロッキングをする

下から まずはサイドから始めます。髪を分けとり、余った上の部分は クリップで留めておきます。

2 毛束コームでとかす

分けとった毛束は、コームでとかします。

3 ハチ部分の根元から

アイロン 根元ギリギリから、プレートで挟んでアイロンをゆっくり すべらせます。

この3ステップをくり返すだけです。

2-2 熱ダメージを最小限にするコツ

  • ヘアアイロンの温度は160度以下で

  • 髪が完全に乾いていること

  • トリ―トメントはノンシリコンで

  • アイロン前のヘアオイルはNG

ヘアアイロンの温度は160度以下で

ヘアアイロンの設定温度は、100度から200度くらいまで 幅広く、選ぶのが難しいかも知れません。

くせ毛が強くて膨らむ場合は、あまり低い温度しっかり伸ばす ことができませんので、150度から160度くらい が適温です。

ですが、ダメージがあると感じるのであれば、 ボリュームがない場所だけは少し下げてからアイロンを することをおすすめします。

また、毛先や前髪のワンカールなどには、電源を切ったあとの 余熱でもある程度対応できます。温度の切り替えが大切です。

髪が完全に乾いていること

髪の毛に湿り気がある状態で、アイロンをかけると水蒸気があがりやすくなります。

そのとき、プレートの温度はあがってしまうので、これにも注意が必要です。

火傷の原因にもなりますので、髪全体を触って確かめてからアイロンを 通しましょう。

トリ―トメントはノンシリコンで

トリ―トメントには「ジメチコン」「アモジメチコン」などの 名前のシリコンが、コーティング剤として使用されることがあります。

髪に吸着しやすく、 しっとりとした感触を与えてくれる成分です。

ですが、流しても髪表面に膜を 張るため、水分保湿ができずに、内側の水分だけが 蒸発するのです。

時間の経過とともに水分を失った髪の毛は、ヘアアイロンを してもだんだん利かなくなってしまいます。

アイロン前のヘアオイルはNG

髪にオイルがついたままアイロンをかけると、熱により油分が髪に 貼りつきます。

キューティクルに張り付いた油は、ほとんどがシャンプーしても とれません。

最終的には、気づかないうちに油とキューティクルは 剥がれ落ちて、髪のダメージが進んでいきます。

一度、そうなってしまうと回復しないので、定期的にカットしながら 傷みを取っていくしかありません。

3 ヘアオイルで簡単にボリュームコントロール

ヘアオイルを使うのは、ヘアアイロンが終わった後を前提に 解説します。

ヘアオイルの良いところは、髪にツヤを与え、 湿気による髪の膨張を防ぎます。

傷んだ髪におすすめは自然由来のヘアオイルです。

自然由来の植物オイルは、 保湿力が高く髪や肌になじみがいいので、ボリュームダウンが期待できます。

もともと、植物のオイルは熱帯地域でよく育つ、木の実などから採取されますので、 その気候から水分を保持する力を持っています。

また、抗酸化作用にも優れた面があり、髪や頭皮の老化を防ぎます。

自然由来のヘアオイルで、馴染みがよく油臭くなりにくいタイプを 紹介しています。これで解決!剛毛くせ毛をしっとりまとめるヘアオイル3選 


【朝のスタイリング時間を短縮するヒント!】

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少し工程が長いようにも見えますが、実は髪をボリュームダウンするのに 便利な方法なので、お試しくださいね。

  1. 適量を手のひらに取る
  2. 手ぐしで髪に指を通す
  3. 後ろから前へ
  4. 反対に、前から後ろへ
  5. 整えて完成

1, 手に取った後、両手の平をあわせて指先までオイルを伸ばします。 指と指のあいだにもキレイにつけます。

2,3,4, 手をコームの代わりのように使います。後ろから前に手ぐしを通すときは、下を向いて後頭部まん中からサイドまで、指を下ろしていきます。

2~3回やったら、逆に、顔を上げてオールバックにする感じで 前から後ろへ、2~3回指を通します。

このくらいしっかりやれば、まんべんなくヘアオイルが 付くので、ボリュームが出にくくなります。

5, 最後に好きな方向に髪を整えて完成です。

4 ボリュームを抑えるシャンプー&トリートメント

髪の多い人にとって、シャンプートリ―トメントは かなり重要になります。

何を使うかによって、髪の毛の収まり方 やお手入れのしやすさが断然変わるからです。

4-1 シャンプー&トリートメントの選び方

  • 高保湿力

  • 抗酸化作用

  • アミノ酸洗浄成分

高保湿力

髪に栄養を補給し、熱から髪を守るには保湿力が必要です。

シャンプー&トリートメントは、お顔やボディに使用しても 乾燥しない程の安全なものが、しっとり髪のボリュームを 抑えてくれます。

また、自然由来の植物オイル(ノンケミカル) は髪をなめらかにするために重要です。

抗酸化作用

髪肌は加齢とともに酸化(サビる)していきます。

髪質にも変化が でやすく、うねりやくせ毛が強くなったりします。

若いときと比べてダメージを受けやすいので、ボリュームを 抑えるだけでなくエイジングケアも欠かせません。

アミノ酸洗浄成分

アミノ酸系シャンプーは、髪の毛の油分や水分を保持しながらも やさしく洗い上げる成分です。

ダメージを補修、キシミやゴワつく 髪をしなやかに改善していきます。

この3つの成分が備わったシャンプー。詳しくはこちらから。 アルピジョン アルピュア 生ホホバオイルシャンプーの美容師レビュー

髪の膨らみを抑え理想のスタイルへ

ボリュームを抑えた仕上がりの髪型シチュエーション別にご提案します。

日常スタイル

髪の膨らみを抑え理想のスタイルへ

自然なまとまり感を重視したリラックスヘア。

ボリュームが出やすく髪質が太い方は、ミディアムとセミロングの中間くらいの長さにするとまとまりやすくなります。

冬のコートを着る季節のスタイル

髪の膨らみを抑え理想のスタイルへ


襟のあるコートやマフラーを巻く季節には、髪型がくずれにくい長さのがおすすめ。

襟足の髪の毛をキュッと絞って、後頭部にボリュームを与えられるので、洋服や小物にスッポリはまります。

柔らかい丸みのシルエットが上品な仕上がりを演出。

湿気が多い季節のスタイル

膨らみを抑え理想のヘアスタイルへ

湿気が多い梅雨時期などには、あえて無理にストレートにはしないで、くせ毛を活かしたヘアスタイルにするのもありです。

湿度が高いと真っすぐにしても、外へでたらまたくせやうねりが戻ってしまいますよね。

少しレイヤーの入ったウルフカットには、ワックスを揉みこむだけの時短なセットの方が簡単です。

髪が乾燥する季節のスタイル

髪の膨らみを抑え理想のスタイルへ


寒くて空気が乾いている季節は、髪の量を薄くし過ぎずに、ボリュームが抑えられるミディアムレイヤーがおすすめ。

表面の髪や毛に、わざと厚みを残すことで膨らみやパサつきを抑えます。

くせ毛で髪が多い方は、「広がる・膨らむ」という理由で、ロングやセミロング、万年ボブになりがちかもしれません。

髪型を変えて軽くすることで、お手入れがしやすくなったり、若見えしたりするので、ぜひ、挑戦してみてください。

これで以上になります。

ヘアアイロンの使い方、ワックスの付け方が参考になりましたら、何度か見返してマスターしてくださいね。