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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

シャンプー選びがくせ毛を変える!40代50代に合う選び方のポイント

40代、50代になると髪質の変化を実感する方も多いのではないでしょうか?

特にくせ毛は、年齢を重ねるごとに扱いにくく感じることも。

実は、その悩みのカギを握るのが「シャンプー選び」です。

髪と頭皮に優しいシャンプーを選ぶことで、くせ毛の扱いやすさが大きく 変わる可能性があります。

本記事では、無添加で頭皮にやさしいシャンプーがなぜ?「40代50代」のくせ毛に効果的なのか、 そして選び方のポイントについて詳しく解説します。

1 なぜシャンプーがくせ毛に影響するのか?


一般的なシャンプーは複数の「洗浄成分」配合されています。

安価で売ることができ、泡立ちもよくなるからです。

でも、その中には 肌に刺激が強く、頭皮や髪に対しても「脱脂力」が強いものが配合されています。

「脱脂力」=地肌や髪の油分を過剰にとる力のこと。

「脱脂力」が強いシャンプーを使用していると、頭皮の健康にかかせない 保湿因子を洗い流してしまいます。

毎日のシャンプーで頭皮はバリア機能を失い、頭皮細胞が健康な状態を保てなくなるのです。

その結果、 髪が細り、ハリ・コシが低下してくせ毛やうねりが強くなっていくことに。

また、頭皮サイクルが乱れ、髪が抜け落ちるパースが早くなったり することもあります。

このことから、 髪肌にやさしく、無添加や自然由来成分を使用した「洗浄成分」のシャンプーが髪質改善へのカギとなります。

2「40代50代」のくせ毛に合うシャンプーの選び方

髪質に変化が起こりやすくなる年齢には、化粧品と同じくシャンプー を変えていく必要性がでてきます。  

「髪にハリコシがなくなってきた。」

「うねり・パサつきが気になってきた。」というくせ毛の方は、シャンプー選びはかなり重要!  

年齢を重ねても美しい髪の毛をキープするには「自然由来成分」「無添加」のシャンプーがおすすめです。

2-1 強い「洗浄成分」のデメリット

先ほど、強い洗浄成分は髪や頭皮によくないといいましたが、 その代表的な成分は以下です。

  • 硫酸系
  • スルホン酸系
  • 石けん系

硫酸系・スルホン酸系

ラウリル・ラウレス・パレスなどの名前が付く成分です。

安価で泡立ちが良いですが「タンパク変性」といって、髪や頭皮細胞 のタンパク質を少しづつ破壊していきます。

強い脱脂力があるために、皮脂の分泌を過剰にして 頭皮にダメージを与えることになります。


「シャンプーの泡でゴシゴシ 地肌を洗って、毛穴を清潔にしなくちゃ!」という考えは逆効果なのです。

毛根では、皮脂腺とともに毛母細胞や黒髪を作る色素細胞が、毛細血管から届く栄養を受けとっています。

2-1 強い「洗浄成分」のデメリット


しかし、皮脂をとり過ぎたために 皮脂腺から脂の分泌が過剰に働き、毛根内での髪の成長を妨げることになるのです。

結果、髪を育てる細胞への栄養が遅れて、健康な髪が育ちにくくなることに。


栄養を受けとっていない毛根からは、やせた弱い髪が生えるだけです。


くせ毛やうねりは強くなり、ツヤまでなくなってしまいます。

石けん系

こちらも洗浄力が高く、アルカリ性なので酸性の髪肌には刺激が強すぎます。 硫酸系・スルホン酸系と同じく、皮脂をとり過ぎることは言うまでもありません。

2-2 天然アミノ酸シャンプー

「アミノ酸系シャンプー」は、もっとも良質の洗浄成分です。

硫酸系・スルホン酸系など、強い脱脂力やタンパク変性はありません。

アミノ酸成分は、傷んだ髪に吸着して浸透し、保湿する作用がある 大きなメリットがあります。

頭皮をすこやかに保つために必要な「保湿因子」を残しながらも シャンプーの成分として質の良い洗浄成分なのです。

つまり、 「アミノ酸洗浄成分」自体にトリ―トメントの効果が あるということ。

特徴は以下です。

  • 髪肌にやさしい。
  • 洗いながらもダメージケア。
  • 環境への配慮。
  • シリコンを髪肌に残さない。

天然由来の洗浄成分で、デリケートなやさしく 洗うので、本来、髪と頭皮に必要な水分量を残します。

髪肌にやさしい。

敏感肌やアレルギーなどで、頭皮のかゆみや赤み、ブツブツなどが できやすい方にも安心して使えます。

洗いながらもダメージケア。

「天然アミノ酸系成分」は、使いこめば使い込むほど 髪のダメージ部分に吸着して浸透し、保湿する作用があります。

環境への配慮。

無添加シャンプーは、製造過程での科学的な汚染物質や廃棄物の 排出を少なくおさえます。

シリコンを髪肌に残さない。

「アミノ酸シャンプー」は、10日~2週間くらいは泡立ちやキシミが生じます。

これは、今まで髪に張り付いていたコーティング剤がきれいに落ちて、 素の髪になる過程で感じる現象です。 

シリコでンなどのコーティング剤が取れた後の髪は、泡立ちやすく髪のキシミもとれていきます。

ここで注意!

「アミノ酸シャンプー」と謳って市販されている シャンプーのなかには、硫酸系・スルホン酸系などを混ぜて、泡立ちや一時的な使用感を良くしているものも多く存在します。

要は、少ししかアミノ酸が配合されていないのに、「アミノ酸系シャンプー」 と表示されて販売されているということ。

さすがに、これを見極めるのは難しいので、これからは純粋な「アミノ酸シャンプー」の説明をしていきます。

3 くせ毛のケアに役立つシャンプー

「くせ毛用シャンプーを使ってみたけど、くせが扱いやすくな らない!」

という経験はありませんでしたか?

くせ毛用のシャンプーには髪をコーティンし、髪のおさまりや手触りを 良くする

シリコン配合がおすすめされていることがあります。

短期的な手触り重視で、科学的な成分には髪のダメ―ジを修復する 作用はありません。

表面的に髪がサラサラになったように感じるだけで、 根本的に髪質を良くしていくことはないのです。

くせ毛のケアには、低刺激の「アミノ酸洗浄成分」、 髪と頭皮を保湿する

「自然植物油」と最低限の防腐剤などで 構成されたシャンプーが適しています。

5年後、10年後のことを考えてシャンプーを選びたい方は、

美しい髪を生む頭皮環境を整えたいと考えておられる方にとって 、

できる限り髪肌にダメージを与える成分を除いた「天然アミノ酸シャンプー」 がおすすめです。

詳細はこちらをチェック!  
「アロマのやさしさシャンプー」を3カ月試した結果!くせ毛や乾燥肌の救世主?」

そうはいっても、少しは洗い心地や手触りの良さを求めたいという 方には、

サロンシャンプーの中でも強い洗浄成分を使っていない、

コーティング剤少なめのシャンプーも参考にしてみてください。

「くせ毛だからこそ選びたい!頭皮のケアと最適なシャンプーを見つける秘訣」で詳しく!

4 長期的にくせ毛を改善するための頭皮ケアの秘訣

くせ毛がいつかストレートになるわけではありませんが、あつかいやすく することはできます。

シャンプーで頭皮をゴシゴシしない。

余洗いで地肌をマッサージ。

トリートメントを頭皮につけない。


これらは、日常的に取り入れたいくせ毛のための頭皮ケアです。

先ほどいいました、髪肌に良くない「硫酸系・スルホン酸系」などの名の付く成分が、シャンプーに配合されている場合にはとくに注意!

一度、成分表示を見てみてください。

くせ毛さん要チェック「洗いすぎNG!くせ毛のための頭皮と髪の正しいヘアケア習慣」

4-1 シャンプーで頭皮をゴシゴシしない

毎日なにげなくしているシャンプーですが「シャンプー液を頭のてっぺんに直でつけていませんか?」また「地肌を泡でゴシゴシしていませんか?」

これは絶対にNG!

言うまでないと思いますが「硫酸系・スルホン酸系」洗浄成分が配合されている場合、

長期的にやっているとくせ毛が強くなるだけでなく、薄毛や抜け毛、 白髪を増やす原因

となります。


それをしないだけでも、立派なヘアケアです。

意外に小さいことではありますが、どうしても頭皮の匂いや汗などが気になる場合は、

毛先で泡立てた「泡」を頭頂部に置いて、セーターを押し洗いする時のように やさしく

洗いましょう。

4-2 余洗いで地肌をマッサージ

シャンプーはたっぷりの泡で洗うと気持ちいいし、清潔になるイメージがありますよね。

しかし、脂や水分のとり過ぎは皮脂腺からの脂をふやすことになります。

シャンプー液をつける前の「濡らし」の時間をすこし長め(2~3分くらい)にし、

地肌をもみもみしながらマッサージしつつ、シャワーで髪をしっかり濡らすのが

「余洗い」 です。

これで、8割程度のよごれは落ちますし、少量のシャンプー液で済みますから節約にもなります。

4-3 トリートメントを頭皮につけない

リンス、コンディショナー、トリ―トメントは、ほとんどがコーティング剤のオンパレードです。

頭皮についてしまうと 洗っても、流しても、とれないので、毛穴を塞いでしまいます。

毛穴がふさがれると、本来、毛根から出てくる「天然の保護クリーム」 といわれる皮脂

が髪に届かず、髪のツヤがなくなったり、頭皮のバリア機能が低下します。


頭皮の皮脂というのは、毎日出してあげないと逆に、 オイリーになりやすいのです。

皮脂というのは酸化してしまえば、洗い流した方がいいですが、

過剰に取ると髪と頭皮を紫外線や乾燥などの外部刺激から守ることができません。

まとめ

くせ毛にとって重要な「シャンプー選び」ご理解いただけたでしょうか?

  • 硫酸系
  • スルホン酸系
  • 石けん系

など「強い洗浄成分」が配合されたシャンプーを避け、髪肌にやさしい

「アミノ酸シャンプー」をぜひ、試してみてください。

どうしても、成分を見極めるのが難しい場合は、

  • シャンプーで頭皮をゴシゴシしない。

  • 余洗いで地肌をマッサージ。

  • トリートメントを頭皮につけない。

を実践していただき、コンディショナーやトリ―トメントは、

できるだけ少量を毛先だけに付けるようにしましょう。

髪のパサつきや乾燥が気になる方は、トリ―トメントの代わりに

自然由来の植物オイルなどを使用するといいですよ。

マルラオイル・バオバブオイル・アボカドオイルなどは、髪がしっとりまとまります。

要チェック!
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