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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

縮毛矯正 ヘアケアの正解は?おすすめアイテムとダメージ対策まとめ

縮毛矯正をかけたあとの髪は、見た目がきれいでもダメージを受けやすい状態です。

うるおいを保ちつつ、サラサラの質感をキープするには、毎日のヘアケアがとてもたいせつ。

美容師30年ごえのShinです。 


この記事では、縮毛矯正後の正しいケア方法と、おすすめのアイテムをわかりやすくまとめました。

ダメージを防ぎながら、ストレートを長く楽しみたい方はぜひチェックしてください。

💡 まずチェック! 縮毛矯正後の髪に必要なケア用品をすぐに知りたい方は

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1 縮毛矯正後の髪がデリケートな理由

縮毛矯正をした直後の髪は、見た目はツヤツヤで手ざわりもなめらか。

でも実は、髪の内側ではダメージが起きていて、とてもデリケートな状態になっています。

薬剤と熱で、髪の構造が変わっている

縮毛矯正は、くせ毛をまっすぐにするために、髪の結合(タンパク質)を一度切りはなし、その後アイロンの高熱でストレートの形に再結合させる技術です。


つまり、髪の内部を「強制的に作り替えている」ようなもの。

この工程はどうしても、髪に負担=ダメージを与えてしまいます。

キューティクルが開きやすく、水分が逃げやすい

縮毛矯正をかけたあとの髪は、キューティクル(髪の表面のうろこ状の部分)が傷ついていたり、開きっぱなしになっていることが多いです。


その結果、髪のうるおいが逃げやすく、乾燥しやすい状態に。

乾燥が進むと、パサつき・ゴワつき・枝毛などの原因になります。

自己回復しない「化学的ダメージ」

肌はターンオーバーで生まれ変わりますが、髪は一度傷んでしまうと自力ではもとに戻りません。

つまり縮毛矯正によって負ったダメージは、しっかりケアしない限り蓄積していくということ。


だからこそ、縮毛矯正後は「もう傷んでないから安心」ではなく、 いつも以上にやさしくていねいに扱うことがたいせつです。


💡ポイントまとめ

✔️縮毛矯正は髪の構造を変えるほど強力

✔️表面はきれいでも、内側は乾燥・ダメージをうけやすい

✔️ケアしないとパサつき・切れ毛・ツヤ不足につながる

2 縮毛矯正後の正しいヘアケア方法

きれいなストレートを長持ちさせるには、毎日のケアがとても大事。

ここでは、「シャンプーの選び方」「乾かし方」「日常で気をつけること」など、縮毛矯正後に意識してほしいケアの基本をまとめています。

 ① やさしい洗浄力のシャンプーを使う

縮毛矯正をかけた髪はとてもデリケートなので、洗浄力が強すぎるシャンプーはNG。

市販の安価なシャンプーに多い「ラウレス硫酸Na」などの成分は避け、 アミノ酸系やベタイン系の低刺激なシャンプーを選ぶのがおすすめです。

POINT:
✔️乾燥や摩擦を防ぐには保湿力のあるタイプが◎
✔️ノンシリコンでも洗浄力が強いものは注意 

② トリートメント&ヘアマスクでしっかり保湿

縮毛矯正後の髪は水分が抜けやすくなっているので、しっかり保湿することがたいせつです。

毎日のトリートメントに加え、週に1〜2回は集中ケアとしてヘアマスクを取り入れてみましょう。

POINT:
✔️補修成分(ケラチン、セラミド、CMCなど)入りのものが◎
✔️髪の中までうるおいが届く“浸透型”がおすすめ

③ タオルドライはやさしく、ゴシゴシ禁止

髪を洗ったあとは、水分をやさしく押さえるようにタオルドライを。

縮毛矯正した髪は摩擦にも弱いので、ゴシゴシ拭くのはNGです。

POINT:
✔️吸水性の高いタオル(マイクロファイバーなど)を使うと◎
✔️髪を「押さえるように」水気を取るのがコツ

④ ドライヤーは根元から。

熱を当てすぎないように気をつけながら乾かしましょう。


濡れた髪は傷みやすく敏感です、必ずドライヤーで乾かすことが基本です。

根元から風をあてて、毛先は最後に。

熱を一点に集中させないように注意しましょう。

POINT:
✔️ドライヤー前にアウトバストリートメントを使うと保護力アップ
✔️仕上げに冷風を当てるとツヤが出て、クセ戻りも防げます

⑤ 日中の紫外線・摩擦からも守ろう

日常生活でも、紫外線や服のスレで髪は傷みます。

外出時はUVカット効果のあるスプレーを使うのもおすすめ。

髪をまとめたり、摩擦を減らすヘアアレンジも意識してみましょう。


💡まとめ

縮毛矯正のストレートをきれいに保つには、「やさしく洗って、しっかり保湿して、丁寧に乾かす」この3ステップが基本です。

ちょっとの工夫で、手ざわりやまとまりがぐっと変わりますよ。

💡ここからがポイント!
ここまでで、縮毛矯正後の正しいお手入れ方法がわかってきたかと思います。

でも実は、やってはいけないNG行動を知らないままだと、せっかくのケアも台無しに…。

次は「これだけは避けたい!」という重要なポイントを紹介します。

3 やってはいけないNG習慣

知らずにやってしまっているかも?

実は髪にとって逆効果なケア方法、避けたい日常のクセをチェックしておきましょう。

せっかくきれいに縮毛矯正をかけたのに、日々のちょっとした習慣で髪を傷めてしまうことがあります。


「ついやってしまっているかも…」というNG行動をここでチェックして、きれいなストレートを長持ちさせましょう。 

① 濡れたまま寝る・自然乾燥で放置する

濡れた髪はキューティクルが開いて、とっても無防備な状態。

このまま寝たり、自然乾燥させると摩擦や乾燥ダメージが直撃します。

🟢 どうする?

お風呂上がりはできるだけ早めに、やさしくタオルドライ&ドライヤーでしっかり乾かしましょう。

アウトバストリートメントで保護してから乾かすと◎。

② アイロン・コテを高温で何度も使う

縮毛矯正をかけた髪はすでに熱のダメージを受けている状態です。

そこに高温のアイロンやコテを繰り返し当てると、さらに乾燥&パサつきの原因に。


🟢 どうする?

160℃前後の低めの温度で、1パネルにつき1~2回が目安。

熱をあてる前には、アイロン用の保護スプレーやミストを使うのがポイントです。


 ③ 強いブラッシングや、濡れた状態でクシを通す

髪が濡れているときはとても切れやすく、無理にクシを通すとダメージや枝毛の原因に。


また、乾いた髪でも無理に力を入れてブラッシングするのはNG。

🟢 どうする?

毛先から少しずつ、やさしくほぐすようにとかしましょう。

絡まりやすい方は、目の粗いコームやからまり防止スプレーを使うと◎。 

④ 紫外線対策をしていない 


実は髪は肌以上に紫外線ダメージを受けやすいんです。

カラーの褪色や乾燥の原因にもなります。

🟢 どうする?

UVカット効果のあるヘアスプレーやミルクで日差しから髪を守りましょう。

特に春〜夏は必須!

⑤ 洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている

洗ったあとに“きしむ”ようなシャンプーを使っていませんか?

それは髪に必要な油分や水分まで洗い流してしまっているサインかも。


🟢 どうする?


アミノ酸系やベタイン系など、低刺激で保湿力のあるシャンプーに変えるのがおすすめです。

💡まとめ

縮毛矯正後の髪は、ほんの少しの習慣でもダメージを受けやすいもの。

無意識にやっていたNG習慣を見直して、髪にやさしい毎日を心がけましょう。

ケアの積みかさねで、サラサラストレートがもっと長持ちしますよ!

4 美容師おすすめのヘアケアアイテム

どんなアイテムを選べばいいの?と迷っている方に。

実際にサロンでも使われているおすすめアイテムを、目的別に紹介します。

「結局どれを使えばいいの?」と迷ってしまう方も多い縮毛矯正後のヘアケア。

ここでは、美容師の現場でも使われている、信頼できるアイテムを目的別に厳選してご紹介します。

どれも手に入りやすく、扱いやすいものだけをピックアップしているので、安心して選んでみてください。

■ 保湿&ダメージケア用シャンプー 髪のパサつきや広がりを防ぎたい方に
ALPSion|アピュア生ホホバシャンプー


濃密なオイルの泡で包みこみ、やさしく洗う。

精油100%の贅沢な香りのノンシリコンシャンプー。

洗っただけで髪はしっとり、保湿力あり。

縮毛矯正の髪には必要な 重めのしっとり感で、縮毛の広がり・膨らみを軽くします。

✔️ゴールデン生ホホバ配合 
✔️高い抗酸化力
✔️汚れを浮かすミネラルイオン水
✔️消臭効果
✔️ノンシリコン
✔️パラベンフリー
✔️合成香料フリー

↓気になる方は詳細をチェック↓
アルピジョン アルピュア 生ホホバオイルシャンプーの美容師レビュー 

■ ドライヤー前のアウトバストリ―トメント 熱や乾燥から髪を守りたい方に ALPSion |アルピジョン イオンヘアエマルジョン 100ml


高保湿 化粧水 アウトバス トリートメント スキンケア発想と毛髪化学から生まれた髪に深く浸透する「補修美容液」

くせ毛の水分バランスをととのえ、傷んだ髪をしっとりなめらかにします。

シャンプーの後、水分をよくふき取り、ドライヤーで乾かすと スルりとくせ毛が伸びやすくなります。

✔️アスタキサンチン
✔️アクアブースト
✔️エナジーコンプレックス
✔️リピッドCMC
✔️ヒートプロテクト

■ スタイリングキープ&湿気対策ミスト 朝のセットを長持ちさせたい方に
アリミノ|スパイスウオーター シャイニングストレート200ml 


シャンプー後のわずらわしいベースづくりがこれ一本で簡単に叶います。

パサつきやすいくせ毛をサラサラに、無駄な広がりを抑え、ボリュームダウンの効果もあります。

あれこれ使うのではなく、ベースをととのえるだけで、重さのない素直なストレートに導きます。


✔️ シクロペンタシロキサン
✔️ジメチコン
✔️ グリセリン
✔️エタノール
✔️ オレンジ果汁
✔️グレープフルーツ果実エキス

✅ ポイントは「何に悩んでいるか」で選ぶこと すべて揃える必要はありません。

髪の乾燥が気になる人はダメージ補修、スタイリングが崩れやすい人はミスト、 といったふうに、自分の悩みにあった1本から試してみましょう。

5 縮毛矯正よくある質問(Q&A)

「洗うタイミングは?」「アイロンって使っていいの?」など、 縮毛矯正後によく聞かれる疑問に、わかりやすくお答えします。

➤ ショートスタイルの具体例はこちらの記事で詳しく解説しています 👉 縮毛矯正ショート|似合う髪型4選と料金・時間の目安【美容師解説】 

Q1. 縮毛矯正をかけた日はシャンプーしてもいいの?

A. 基本的には施術当日のシャンプーは避けるのがベターです。

薬剤が定着するまでに時間がかかるため、翌日以降にシャンプーすることで、仕上がりをキープしやすくなります。

Q2. 縮毛矯正をした髪はカラーしても大丈夫?


A. カラーと縮毛矯正は同時施術はやめましょう。

髪への負担が大きいため、最低でも2週間以上は間隔をあけて行うのが安心。

髪の状態に合わせて美容師さんと相談しましょう。

Q3. 縮毛矯正した髪に合うシャンプーは?

A. 低刺激&保湿力のあるアミノ酸系やベタイン系シャンプーがおすすめです。

洗浄力が強すぎるシャンプーは、せっかくのツヤやなめらかさを失なう原因になるので 慎重に選びましょう。

Q4. 縮毛矯正後、髪がパサパサになってしまった…どうしたらいい?

A. 髪の水分と油分のバランスが乱れている可能性があります。

アウトバストリートメントやヘアオイルをとり入れて、しっかり保湿&保護を意識したケアを行いましょう。

Q5. 縮毛矯正の持ちはどれくらい?

A. 髪質や伸びるスピードにもよりますが、3〜6ヶ月程度が目安です。

根元のクセが気になってきたタイミングでリタッチするのが自然です。

まとめ

縮毛矯正後の髪は、ていねいに扱うことでずっときれいな状態が続きます。 すこしの工夫で差がつくので、自分の髪にあったケアを続けていきましょう!