「ベタつく…」「髪がぺたんこ…」猫っ毛にヘアオイルはむずかしい?
細くやわらかい猫っ毛は、普通のヘアオイルを使うとすぐに重たくなりがち。
「時間が経つとベタつく」と感じて、オイルをさけている方も多いのではないでしょうか?
でも実は、猫っ毛向けの軽やかでベタつきにくいヘアオイルを選べば、 自然なツヤとまとまりを手に入れることができるんです。
美容師歴30年越えの私Shinが、成分や使いごこちを徹底的にくらべて選んだ 「猫っ毛でも重くならないヘアオイル3選」をご紹介します。
成分の違いや使い方のコツも解説しているので、 使い方にまよっている方にもおすすめです。
この記事を読むことで、猫っ毛の方でも使えるベタつかないヘアオイルが見つかり、朝のスタイリングが楽になりますよ。
もくじ
1,「猫っ毛」に天然のヘアオイルがおすすめの理由
細い髪の毛というのは、ハリやコシがなくうねりやすいのが特徴です。
まとまらないからといって、ワックスなどを使うと、ベタつきやすく重い仕上がりになりがち。
逆にヘアミルクなどはしっとりしますが、毛先をまとめたりツヤを出すことはできません。
そこで天然のオイルを使い、髪になじみやすく時間がたっても重たくならないようにしましょう。
シリコンやカチオンなどが入っているオイルは髪に吸着され、シャンプーですべて落ちることはありません。
また、いったんサラサラになりますが、時間がたつとベタつきを感じやすいのです。
シリコーンやカチオンで髪のダメージケアをすることはできません。
天然ヘアオイルが細い髪、くせ毛に与える効果は?
*髪の毛が重くならない
*湿気からくせやうねりを防ぐ
実際に軽いタイプのヘアオイルをつけてから、ドライヤーで乾かした状態です。
ブラシやヘアアイロンなどは使用しておりません。コームでとかしただけの状態です。
乾燥やパサつきでうねっていた髪の毛がさらりとまとまります。
2,「猫っ毛」ヘアオイルの選び方
「ちょっと成分については、よくわからない」という方も多いかと思います。
ですが成分の見かたは簡単で、複雑なカタカナの成分ではなく、植物のなまえで表記されています。
2-1,猫っ毛用のヘアオイルは成分で選ぶ
重くなりにくいオイルとは?
これらのオイルは 髪と肌になじみがよく、さらっとしたテクスチャーが特徴です。
紫外線やドライヤーから髪を保護し、指通りをなめらかに。
ダメージを補修する成分
「ケラチン」は髪や爪が持っているタンパク質からできています。
皮膚や髪への刺激がすくなく、 内部への浸透性がよいといわれています。
ケラチンはキューティクルにとどまり、髪のツヤと手ざわりがよくなります。
2-2,ヘアオイルは香りで選ぶ
女性にとって香りは気分を上げてくれるもの。
天然のオイルは髪肌だけでなく、精神にもはたらきかける治療に使用されています。
今回ご紹介するヘアオイルにも配合された香りが含まれています。
- ラベンダー:安眠、リラックス効果、デトックス
- グレープフルーツ:元気になる、リフレッシュ、集中力、精神の安定
- イランイラン:リラックス効果、安眠、女性のホルモンバランスを整える
- ダマスクローズ:イライラ、ストレス解消、リラッツクス効果
- アップル:リラックス、鎮静、安眠
- シトラス:気分を明るく、リフレッシュ、ストレスの緩和
なりたい気分で選んだり、好きな香りに癒されるのも天然だからです。
3,「猫っ毛」におすすめヘアオイル3選
厳選3つはテクスチャーの軽いオーガニックのヘアオイルを選んでいます。
ランクは、1⃣ 軽いテクスチャーであること。2⃣ 少量でもしっかりツヤ感があること。に重点をおいています。
1位:ミルボン プラーミアディエッセンス
✔️エイジングによるパサつきにもやさしくアプローチしてくれます。
✔️使った瞬間から髪がなめらかに整い、まとまりやすくなったという声が多数!
【特徴】軽さ、ツヤのよさ
ミルボン プラーミアディエッセンス | ||
---|---|---|
価格容量 | 容量:30ml2640円(税込み) | |
軽さ | 軽め | |
しっとり感 | ◎ | |
ツヤ | ◎ | |
香り | 爽やかな甘さ | |
主成分 | イソステアリルアルコール、アンズ核油、スクワラン、コメヌカ油 |
紫外線から髪をまもりパサつき防止にも。さらりとしたテクスチャーで、自然なツヤが美しいヘアオイルです。
時間が経過してもあまりボリュームがおちにくいので、髪型をキープしやすいです。
髪におとろえを感じる方、髪のハリ・コシが気になる女性に。
コメヌカオイルは抗酸化・保湿が高いといわれており、自然の力で髪をうるおします。
しっとりするのに、重くならないので年齢とともに髪の印象が気になる方へおすすめです。
ドライヤー前の濡れた髪の毛先に、少量をつけてから乾かすと髪がなめらかになります。
2位:ムコタ プロミルオイル
✔️軽やかなテクスチャーなのに、毛先までしっとりまとまるのが魅力。
✔️肌になじむ優しさで、オイル初心者にも使いやすい1本です。
【特徴】ノンシリコーン、植物オイル16種
プロミルオイル | ||
---|---|---|
価格容量 | 容量:150ml3300円 | |
軽さ | 軽め | |
しっとり感 | ○ | |
ツヤ | ○ | |
香り | クラッシックブーケ やさしい香り | |
主成分 | セサミオイル、ホホバ種子油、マカデミア種子油、ヒマワリ種子油など |
ノンシリコーンということもあり、髪肌にあんしんして使用できます。
さらりとしたテクスチャーなのにしっとりツヤやかになるので、使いやすくて便利ですよ。
オイルは手や髪へのベタつきはほとんどないので、簡単に石けんでカンタンにおとせます。
クラッシックブーケがほんのり香ります。コスメの匂いと混ざりたくない方にも向いています。
3位:アヴェダ ライトエレメンツスムージングフルイド
✔️自然派ケアを重視したい方へ。植物の力で髪の芯からやわらかさを実感できます。
✔️ふわっとした質感をキープしながら、髪の表面はなめらかに整います。
【特徴】ツヤ感がよい、香りはゴージャス
アヴェダ ライトエレメンツスムージングフルイド | ||
---|---|---|
価格容量 | 容量:100ml3740円(税込み) | |
軽さ | やや軽め | |
しっとり感 | 〇 | |
ツヤ | ◎ | |
香り | ラベンダー、グレープフルーツ、イランイラン、オレンジなど華やか | |
主成分 | シクロメチコン、シクロペンタシロキサン、ホホバオイル、コメヌカ油など |
こちらはシリコンと自然由来オイルが、バランスよく配合されています。
シリコンが入っていると湿気(水分)を吸いにくいため、くせ毛やうねりがある髪をコーティングしてまもります。
ダメージ毛のトリ―トメントとしても、自然なスタイリングとしても使えます。
セット力はないですが1位・2位よりもややしっとりするので、ゴワついた髪もうるおしてくれます。
フレグランスが好きな方には、柑橘系・フローラルの華やかな香りも体験してほしいです。
アベダ製品は、専属のアロマ調香師が選びぬいた植物でつくっているため、手につけたあと広がる香りに癒されます。
4,ヘアオイルの使い方
1 タオルドライ
水分がのこっているとヘアオイルの浸透がよくないので、じゅうぶんタオルドライをします。
濡れた髪はキューティクルが傷つきやすいので、ゴシゴシしないようにしましょう。
2 オイルをつけたらコームかブラシでとかす

手ぐしでとかすだけだと髪になじまない ので、必ず毛先からやさしくとかしましょう。軽くで大丈夫です。
3 ドライヤーで乾かす
根元から毛先にむかって完全にドライします。その方がくせ毛ものびやすいし、美しいツヤも実感しやすいです。
5,細い髪でも失敗しない使用量
ヘアオイルの分量はとてもたいせつです。
つけすぎたらもう一度シャンプーするしか、オイルは落ちないからです。
ほとんどのヘアオイルはプッシュ式なので、ワンプッシュが多すぎるケースがあります。
セミロングからロングならワンプッシュが適量ですが、ショートからミディアムならその半分でじゅうぶんです。
あくまで目安なので、オイルを使い慣れていない方は少量からはじめてくださいね。
6, 猫っ毛に軽い仕上がりのヘアオイル:まとめ
猫っ毛の方には、重くならず、自然にまとまるヘアオイルがぴったりです。今回ご紹介した3つのアイテムは、どれもベタつきにくく、ふんわりとした仕上がりが叶うものばかり。
*自然なツヤ感とエイジングケアには「ミルボン プラーミアディエッセンス」
*ダメージケアもケアしたい方には「ムコタ プロミルオイル」
*香りや使い心地にこだわる方には「アヴェダ ライトエレメンツスムージングフルイド」
ぜひ、この記事を参考にあなたにぴったりの1本を見つけてくださいね。