「白髪染めのせいか、髪がパサついて艶がない。」
「髪が乾燥して、くせ毛が目立つような気がする。」
という方に、くせ毛×白髪染めのパサつき自分でできる対処法をご紹介します。
今回は、くせ毛の白髪染めのパサつきを解消する前に、まずはパサつく原因を知る事がポイントです。
この記事でわかること
- パサつきを起こす原因。
- 傷みにくい白髪染めの塗り方。
- しっとり洗える白髪染めシャンプー。
- 艶が長持ちするヘアオイル。
「トリ―トメントをまめにしているけどなかなか効果を感じない。」とお悩みのかたは、ぜひ最後まで ご覧ください。
コンテンツ
1・くせ毛と白髪染めで髪がパサつく原因
2・くせ毛と白髪染めのパサつく4つの対処法
3・髪がパサつかない白髪染めとは?
4・それでもダメならオーガニックの白髪染めにしてみよう
5・くせ毛と白髪染めでパサつく髪の4つの対処法:まとめ
1・くせ毛と白髪染めで髪がパサつく原因
白髪染めは、アルカリ剤・酸化染料などからできています。
白髪染めは薬が浸透するときに、キューティクルを剥がすようにして、髪表面を一時的に傷つけています。
白髪染めをしてから、1~2日はキューティクルが弱くなっているので、シャンプー・紫外線・熱などの外部刺激を受けやすくなります。
ですので、白髪染め直後や数日は、髪を丁寧にあつかいましょう。
たとえば、白髪染めをした次の日はシャンプーを控える。
シャンプーのときに髪をゴシゴシ洗わないようにする。
濡れたまま髪を放置したままにしないなどです。
1、白髪染めを毛先までやっている場合
自分で白髪染めをするとき、こんなふうにやっていませんか?根元と毛先のムラをなくしたいからといって、毛先に薬をつけては いけません。
毎回、全体的に染めてしまうと、同じ部分に何度も染めることになり、必ずパサつきます。
塗っていいのは根元の白髪の部分だけです!
全体に揉みこんだり、コームでとかし過ぎたりはNGです。これがもっとも髪がパサつく原因となります。
2、シャンプーの洗浄成分が強い
高級アルコール系シャンプー(ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウムなど)は洗浄力が強いものです。
くせ毛で白髪染めの髪はもともと水分や脂質が減っています。そこに強いシャンプーを使うと、どんなヘアケア剤をつけてもパサつきは治せません。
成分表のはじめに「ラウリル○○、ラウレス○○、」などの名前があったらできるだけ早く、アミノ酸系シャンプーに変えましょう。
髪が柔らかくなり、パサつきを軽減します。
3、頭皮の老廃物による髪の変化
歳を重ねるとともに、髪のうねりが気になり始めるようになります。これは頭皮下と関係しています。
通常、頭皮内の「毛根」は毛細血管から運ばれてくる血液を栄養にして、健康な髪の毛をつくりだしています。
ところが、頭皮の内側に老廃物が溜まっていると「毛根」が栄養をキャッチできなくなり、やせ細り、パサつき、うねりなどを引き起こすことになります。
頭皮を触ってみて、硬いと感じる方はヘッドマッサージをして、血流を流してあげることをおすすめします。
4、ヘアアイロン、ドライヤーによる熱ダメージ
白髪染めをしているのに、ヘアアイロンを長時間使用するのはパサつきのもと。
アイロンの熱は100~180度くらいと熱く、だんだん髪が硬くなります。
硬くなるということは、水分が失われているということなので、乾燥してゴワつくのです。
髪が完全に乾いてないのにアイロンすることも大きなダメージになります。
イメージ的には、熱くなったフライパンに水滴を垂らすと、ジューッと熱くなるようにアイロンの温度も急激に上がります。
※ヘアオイルを付けてからの アイロンもよくありません。仕上げにつけるか、ドライヤーの前につけてください。
2・くせ毛と白髪染めパサつく髪の対処法
対処法1 白髪染めの塗り方に気をつける
先ほど、毛先に薬をつけると傷むといいましたが、根元だけを上手につけるのが苦手なかたもいらっしゃるかと思います。
応急処置でしかありませんが、白髪染めをする直前に、根元以外に ヘアオイルを多めに付けてから染めてください。
直接、薬が毛先につかないだけでもダメージを防ぐことができます。
完璧な方法ではありませんが、オイルが薬剤の浸透をカバーしてくれます。
対処法2 カラー剤の残留を取り除く「炭酸シャンプー」
炭酸シャンプーを週に1~2回と必ず白髪染めあとのシャンプーに 使用します。
薬剤の残留をとり除き、パサつきを 抑えられます。
- 頭皮の環境を整え、素直な髪を育てます。
- ヘアカラーの薬剤の残留を除去。
- パサつきを抑えしなやかに。
- キューティクルを引きしめ、ツヤ髪へ。
1本あると2か月ほど使用できます。カラーの傷みに絶対一度は使ってみるべき【高濃度】炭酸シャンプー
対処法3 シャンプーを見直す
くせ毛で白髪染めをしている髪には、水分や油分が必須です。
どんないいトリ―トメントをしても、シャンプーの洗浄成分が強いと髪がきしんで傷みやすくなります。
髪のパサつきを抑え、 白髪染めのゴワつき、退色防止なら「アミノ酸系シャンプー」がおすすめです。
髪の毛、頭皮も負担が少なくしっとりと洗い上げます。
「くせ毛の白髪染め」のダメージケアおすすめサロンシャンプー4選
CMなどで有名なシャンプーは魅力的ですが、安価なものはコストを抑えた分、
髪をケアする成分も非常に少ないので、できればサロン仕様のものがおすすめです。
対処法4 白髪染め×くせ毛を活かす髪型に変える
くせ毛の人は髪が広がりまとまりにくいので、長めのボブにしていることが多い傾向にあります。
もちろんくせ毛の強さや毛量の多さによってはそれもありです。
ですが、伸びてきた白髪が目立ちにくく、まとまりやすいのは意外にショートからミディアムくらいの長さなんです。
美容師さんと相談して、少し短めのヘアスタイルに挑戦するのはどうでしょうか?白髪染め×くせ毛を活かす髪型|40代50代の綺麗めショートヘア
3・髪がパサつかない白髪染めとは?
白髪染めトリ―トメント、ヘアマニキュア、ヘナなどがあります。
白髪染めトリ―トメント
使っていくうちに髪を傷めず、だんだん白髪が染まるというものです。
トリ―トメント成分が配合されているのでダメージを軽減しますが、
ほとんどダークブラウンかブラックに近い色合いです。
黒に近いダークな色なら、根元まで しっかりと染めることができます。
トリ―トメント配合なので、メーカーによっては、暗めでも白髪は染まりにくい<こともあります。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは、白髪染めのように 髪の中には浸透しません。ダメージはなくツヤと手触りがよくなります。
逆に、傷まないので黒髪は明るくならず、白髪にのみ色が付きます。カラーのセロファンを髪にのせる イメージです。
白髪 染めより染まりが うすく色落ちが早い(1か月以内)。
汗で色が落ちる ので、夏には白っぽい服を着ないように注意が必要です。
ヘナカラー
植物由来成分で無添加のカラーといえばヘナ。
植物由来なので、 ダメージがなくお肌に優しい染毛剤です。
ただ、白髪部分はオレンジっぽくなり、髪が硬くなります。
色の選択しが少ないのが残念。髪が細くてコシがない方にはいいと思います。
ヘナは 粉末なので、お湯とまぜて使用しますが植物独特の匂いがします。
4・それでもダメならオーガニックの白髪染めにしてみよう
アルカリ剤をおさえ、自然由来成分を中心につくられた ヘアカラーのことです。
アルカリ剤の浸透が深くないので、ダメージが少なく済みます。オーガニックカラー美容院で白髪染めしてダメージレスな艶髪にで詳しく。
美容室のオーガニックカラーは、約90%以上が自然植物由来で、ツーンと臭い薬の匂いもほぼありません。
なにより、美しいツヤがでる、退色しにくい、髪のパサつきが抑えられます。
5・くせ毛と白染めでパサつく髪に4つの対処法:まとめ
くせ毛の白髪染めよるパサつきは、老けて見えます。
できる限りのお手入れをしてください。
ツヤのある髪は、白髪を目立ちにくくするだけでなく、お肌をキレイに見せる効果もあります.
✅炭酸シャンプーでカラー剤の残留除去。
✅シャンプーはアミノ酸洗浄成分。
✅保湿力の高いヘアオイルを使用。
以上になります。なにか、できることは見つかりましたか?どれかあてはまっていたら、出来ることを試してみてください。
参考になれば嬉しいです。