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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

白髪ぼかしで失敗しない方法を徹底解説!効果的な白髪染めテクニック

こんにちは美容師歴30年のShinです。

白髪ぼかしをやってみたいけど、実際どのようになるのか疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

白髪ぼかしは、所々にハイライト(ブリーチ)を入れて明るくする工程が一つ増えます。

そこに一つハードルがあるので、不安になるかも知れませんね。

そこで今回は、白髪を自然に目立たなくする【白髪ぼかし】をしっかりと解説したいと思います。

「白髪ぼかし」で後悔しないためのポイント!

☑ ハイライトを最小限にする。

☑「白髪染め」も同時に染める。


ハイライトは少量入れるだけでも、効果的に髪を明るく見せることが可能です。


ハイライトに抵抗がある方には「ハイライト無し」の白髪ぼかしもできますので、ぜひ最後までご覧くださいね。


白髪染めとハイライト同時にやるメリットデメリットは?

1【白髪ぼかし】やり方の手順

この記事での白髪ぼかしは、あくまで、白髪を染めるのと一緒にハイライトをいれて、おしゃれ染めのように見えるカラーをします。

1, 白髪をぼかすために、黒髪にハイライトを入れます。


イメージ的には、明るい毛を増やしてあげることにより、白髪との差を少なくすると思ってください。

2, 根元は白髪のところに、薄いブラウンをのせます。

3, 「1」と 「2」が染まったら、シャンプーで流します。

4, ハイライト部分はオレンジから黄色の間になっています。

金髪部分に、グレージュなど好みの色を塗布します。

5, 色が染まればシャンプーで流して完了です。

「1」のハイライトはブリーチになりますので、一度シャンプーする必要があります。

普通の白髪染めより一つ工程が増えますが、これで、伸びてきた白髪と白髪ぼかしの境い目が目立ちにくくなります。

1-1 【白髪ぼかし】ハイライト有りのデメリット

白髪をぼかすために、ブリーチ剤を使用するため、髪へのダメージはあります。

  • ハイライト部分だけ白髪が染まらない。
  • 退色したときに思ったより髪が明るい。


白髪より黒髪の方が多いと、ハイライトの枚数が増えるので 、ブリーチ剤によるの負担が大きいです。

1-2 【白髪ぼかし】ハイライト有りのメリット

髪の毛は明るくなればなるほど、オシャレな髪色のバリエーションが 広がります

他にもこんなメリットがあります。

  • 白髪染めにはない明るい髪色ができる。
  • ぼかしが入るので、白髪が伸びても目立ちにくい。
  • オレンジや赤味をとることが出来る。
  • オシャレなヘアカラーを楽しめる。

ハイライトをいれた後に、グレーやアッシュ、ラベンダーなど柔らかい明るくし

白髪の存在をぼかすことが最大のメリットです。

ハイライト部分は退色し、黄色みが出やすいですが、補色として紫をのせれば、

色が抜けても金髪っぽくならないです。

*【白髪ぼかし】は美容室によって定義がそれぞれに少し違います。

2 白髪ぼかしハイライトブリーチ無し

【白髪ぼかし】についてこんな疑問はありませんか?

「ブリーチしないで、どうやってぼかすの?」と思いがちですが、白髪のところに薄い色をのせることで白髪ぼかしが可能です。

2-1 白髪染め+ハイライト無しのデメリット

  • まだ白髪が少ない人にはできない。
  • 「ハイライト有り」ほど明るくはならない。

白髪が少ない場合には、ハイライトをしないと白髪ぼかしはできません。


50%以上の白髪がある方が ハイライト無しの【白髪ぼかし】ができます


あとで、画像とともにご覧になれます。

2-2 白髪染め+ハイライト無しのメリット

  • 白髪染めと同じで、時間がかからない。
  • 赤みのないクリーミーなブラウンにできる。
  • ハイライトがないのでダメージが少ない。

ダメージが少なく、時間も料金も変わらずできるのは嬉しいですよね。

白髪染めをしない分、髪色を変化させることができ、自然なヘアカラーに仕上がります

3 白髪ぼかしを分量べつに染めてみた

白髪の多さや少なさ、または、ブリーチ有り・無しによって、白髪ぼかしの仕上がりがちがいます。

3-1 白髪が約50%の【白髪ぼかし】ブリーチ無し

4-1 白髪が約40%


根元にには、薄い色のアッシュ(ブルー系)をのせました。

毛先もアッシュ系で染めてオレンジ味を消しているので、1~2週間たてば、自然にもう少し明るくなります

右の画像の方が暗く映っていますが、アッシュのままbeforeの明るさまで明るくなっていきます。

3-2 白髪が約60%の【白髪ぼかし】ブリーチ無し

4-1 白髪が約40%

半分以上が白髪なので、根元に薄いブラウンを入れているので明るく見えています。

髪表面に白髪がおおので、グレーとアッシュを使用することで、ハイライトを入れたかのように見せることができます。

毛先の白髪とグレージュが上手く混ざり、透明感がでています。

 

3-3 白髪が約60%の【白髪ぼかし】ブリーチ有り

4-3 白髪が約50%


ハイライトを細かく入れ、一度シャンプーをした後にグレー系の色をのせています。

ビフォーのオレンジが消え、色がうまく混ざり合い、白髪がぼかされています。

3-4 白髪が70約%以上の【白髪ぼかし】ブリーチ有り

4-4 白髪が70約%


ベリーショートなので、トップのみにハイライトを入れています。

このように、ハイライトの効果で、白髪染めだけではできなかった色や明るさを楽しむことが出来ます。

特に50代で白髪染めだけをやってきたという人にはおすすめです。

白髪ぼかしの新定番!50代女性がハイライトで輝くナチュラルカラー

明るさが加わると若くみえますし、いかにも「白髪染めてます。」というイメージがありませんよね。

4 白髪ぼかしを長持ちさせるシャンプー

白髪ぼかし、もともと黒髪が持つ、赤みをとることができるので、髪色の変化を楽しむことができます。

白髪ぼかしをした後は、美しいカラーの色を持続させるために、 退色を防ぐケアをすることをおすすめします。 

例えば、アハイライトを入れたあとの色味を持たせるには、このようなカラーシャンプーというのが便利です。


グッバイイエローのカラーシャンプーは、サロンでのカラーを持続させるためのシャンプーです。

ヘアカラートリートメントのように濃すぎず、使いやすいのが特徴です。

パープルは黄ばみを消し、ブルーはオレンジ味に抜けたハイライトを寒色系に戻します。

週に2回くらいのペースで、シャンプーしてください。

どちらも中身をみると濃い色なので「ドキッと」しますが、泡立てると薄くなります。

ただ、色のついた泡なので、浴槽やカベなどに泡が飛んでしまったら、お湯で流してください。

泡のまま2~3分放置してあげると色が変化します。しっかり、黄ばみやオレンジを消したいときは長めにおきましょう。


また、すでに現在の白髪染めで髪が傷んでいるという方は、ダメージケアシャンプーで、白髪ぼかしをしやすい髪のベースを整えましょう。

「くせ毛の白髪染め」のダメージケアおすすめサロンシャンプー4選の記事、興味のある方はぜひご覧くださいね。

白髪ぼかしで失敗しない方法:まとめ

髪のダメージを抑えながら白髪ぼかしをする方法いかがでしたでしょうか?

  • 白髪染めと工程が同じで、時間がかからない。
  • 赤みのないクリーミーなブラウンにできる。
  • ハイライトがないのでダメージが少ない。
  • ゴワつく、くせ毛を柔らかく見せてくれる。

白髪染めをファッションカラーのように、お洒落に 明るくカラーを楽しんでいただきたいと思います。

また、ハイライト無しの白髪ぼかしは時間とコストがほとんど変わらないので、チャレンジしやすいですよ。

これで以上になります。ここまで読んでくださりありがとうございました。