くせ毛だから、ショートボブにすることをためらっている方へ。
50代の髪型をもっと簡単に、魅力的にする方法をご紹介します。
年齢的にも、単に真っすぐのボブよりも、大人の女性らしさや上品さなどを感じさせるショートボブは向いています。
例えば、毛先にゆるやかなカールをいれたり、立体的なフォルムがあることで垢抜けた雰囲気になります。
最後まで読んでいただくと、くせ毛のショートボブのスタイリング方法までわかります。
ぜひ、最後までご覧ください。
では早速みていきましょう。
1, ショートボブがくせ毛の50代になぜおすすめか?
なんといっても若々しく、健康的に見えることが大きいですね。
ショートボブにすることで、顔の輪郭が引き締まったようにみせたり、小顔にしたりできるんです。
また、後頭部にボリュームが出しやすいので、頭の形がよくなり上品に見えたりもします。
ショートボブは比較的お手入れがしやすく、ドライヤーの時間の短縮と朝のセットまで時短になります。
短いからダメージしにくいという面もあって、けっこうラクなんですよね。
2, 顔型別!50代に似合うショートボブの提案
丸顔、長い顔、逆三角形、ハート型、四角い顔など。
顔の輪郭にコンプレックスがあったとしても、 ショートボブにすることにより、解消できることもあります。
50代が美しくなるために、抑えておくべきポイントを顔型別に解説します。
2-1,面長さんにはひし形ミディアムショートボブ
面長でもひし形ボブなら、輪郭を卵型に寄せることができます。
ちょうど耳上くらいの位置に膨らみをもたせるカットにしました。
毛先をすこしだけカールさせたら、柔らかい上品な雰囲気になります。
2-2,丸顔さんを小顔にシェイプするウルフボブ
丸顔さんの特徴は、ほほ骨がふっくらとしています。
それが若々しく見えるメリットでもありますが、小顔効果をねらって、前髪を長めにしてサイドまでつなげます。
フェイスラインを深く囲むことで、顔全体が引き締まり、若くヘルシーなしあがりになります。
2-3,四角顔さんには可愛いマッシュショート
骨格が四角いひとは、髪全体のかたちに丸みを与えると印象がやさしい感じになります。
フェイスラインに、段を入れて顔を囲むようにすることで、エラや頬骨も目立たなくなりました。
理想といわれている卵型に、近づけるにはとても最適なシルエットのヘアスタイルです。
この顔型の人は襟足は短くない方が、顔や頭が小さく見える効果があります。
2-4,ベース顔さんをシャープに引き締める前下がりボブ
顔の周りを丸く囲むことで、輪郭がやさしくなります。
後頭部のふんわり感はそのままに、えりあしでキュッとくびれを作っているので、メリハリのついたクールな髪型にみせることができました。
3, くせ毛を生かした大人のショートボブスタイル
くせ毛を活かしたショートボブは、ちょっとしたスタイリング次第で、多様な雰囲気に変化することができます。
今回、すべての髪型はブロー無し、ドライヤーで乾かしたあとに、バームワックスのみ使用しています。
3-1,大人可愛いラウンドボブ
髪のうねりを活かした女性らしい丸みボブ。
広がりやすいくせ毛の対策として、ボブの角を取って、すそを引き締めることで 抑えることが可能に。
カジュアルでもフォーマルでも 似合いやすい髪型です。
3-2,揺れ感が女らしいミディアムショートボブ
くせ毛で毛量が多く、膨らみやすい人におすすめの揺らぎボブ。
首に沿うくらいの長さにすると、毛先がまとまりやすくなります。
ナチュラルな動きで表現する上品なボブです。
3-3,無造作ウエーブショートヘア
うねりのあるくせ毛に、レイヤー(段々)を入れてボリューム感を出しています。
無造作な毛先の動きが、若々しく健康的なイメージになります。
3-4,シンプルなショートボブ
後頭部のボリュームを活かしての丸みを出しました。
小顔効果とまとまりやすい、定番のグラデ―ションボブ。
4, スタイリングのコツと簡単なテクニック
ショートボブはスタイリングで決まります。
何もつけていないくせ毛のままでは、 パサついて見えますし、せっかくの髪型が台無しです。
スタイリング剤つけ方は、ポイントさえ押さえれば上手くできるようになりますよ。
4-1, おすすめのスタイリング剤
くせ毛を活かしたセットをするなら、断然バームワックスがおすすめ。
ブローやヘアアイロン後の仕上げにつけると、髪型をキープしてくれます。
◎固まることなく、毛束を作ることができる。
◎ツヤとしっとり感が長持ちする。
バームの素材は、ミツロウ、シアバター、植物オイルなど 、ほとんどは自然由来の成分でつくられています。
ヘアクリームのような柔らかさはなく、固形なのですが、 手指の温度ですぐに溶けます。
髪になじみが良く、しっとり感やツヤが持続しやすいのが特徴。
固まることなく、髪型が乱れてもすぐに直せるので、朝おでかけ前に付けるだけでOK!
特におすすめのバームをチェック!
バームの使い方「短く切って膨らむくせ毛」にバームワックスおすすめ3選
バームワックスを使うと、このようにツヤ感をもたせながら、毛先までまとめることができます。
4-2, スタイリングのコツ
画像を押すとスタイリング動画に飛びます。
手の平に、バームの適量をとります。両手を合わせると、手の温度で溶けていくので、バームが ゆるくなったら、のばしましょう。
【つけ方の手順】
- まずは、髪の内側からなじませます。
- 後ろも、内側につけましょう。
- 髪の表面、前髪に撫でながらつけます。
- 毛先にも揉みこみましょう。
- コームで整えたら完成です。
ポイントは、とにかくムラにならないように付けることです。
これで、艶と潤いのヘアスタイルが長持ちします。
5, 50代ショートボブのケアとメンテナンス
ショートボブのスタイリングは、日々のヘアケアにかかっています。
髪のコンディションが良くないと、パサついてまとまりにくいからです。
そこで、くせ毛ケアのアイテムの一つとして、低刺激できしみなく洗えるアミノ酸系シャンプー がおすすめです。
「アミノ酸」は、髪の毛の約80%を占める 「髪を作るタンパク質」の材料になるからです。
しかし、それ以外のほとんどのシャンプーは、髪や肌に対して洗浄力が強すぎて、髪表面を傷つけています。
シャンプーしている間に、傷ついたキューティクルから「タンパク質」の流出が起こるので、ダメージは進んでいくんです。
これは、コンディショナーやトリ―トメントを使って、どんなにケアしても根本から治すことは難しい。
アミノ酸シャンプーは洗うだけで、髪にとって欠かせない成分を補充できるので、ダメージ補修や保湿のためには必須です。
40代くせ毛がひどくなる原因とシャンプーの選び方|おすすめ9選
6, トレンドヘアカラーとアレンジ
50代女性のくせ毛には、ヘアカラーでのイメージを変えたり、髪質を目立たなくすることも可能。
また、お洒落なアレンジを知っておくことで、よりヘアスタイルを楽しむこともできます。
6-1, くせ毛を軽やかに見せるハイライトカラー
50代の悩みの一つ、白髪に悩んでいる人も多いはず。
白髪染めをしていると必ず気になるのが、根元が伸びてきたときの生え際ではないでしょうか?
画像は「白髪ぼかし」といって、黒い髪にハイライト(ブリーチ)を入れ、明るい毛を増やすことで、白髪との差をなくすことです。
黒染めは、根元の白髪が目立つのが早いですが「白髪ぼかし」は、色の差がなくなるので、気になる時期を遅らせることができます。
ブリーチをするのは少しハードルが高いかも知れませんが、カラーのたびに色を変えてお洒落を楽しむことができますよ。
6-2, 短くてもハンサムアレンジ
ざっくりと下の方でまとめて、ゴムで縛るだけの簡単アレンジ!
縛ったあとは、ヘアアクセサリーでぱちんと止めるだけ。
トップにボリュームが欲しい人は、上の方だけカールアイロンで巻くと、ふんわりします。
一つにまとめにくい髪は、髪全体にワックスを揉みこむと、束ねやすくなりますよ。
50代のくせ毛でも簡単な髪型!:まとめ
50代くせ毛のためのショートスタイルいかがでしたでしょうか?
まとめると
顔型にあったショートボブを選ぶ。
仕上げにはバームワックスを。
低刺激のアミノ酸シャンプーを使用。
実際には髪型をつくるのは、美容師さんです。ヘアケアも大事ですが、そもそも髪型がまとまらなければスタイリングが難しくなります。
カットの際は、やってみたい髪型の画像を見せて、自分の髪質や骨格など、気になるところを伝えて、アレンジしてもらいましょう。
カウンセリングで髪型が決まるのです。
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