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40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

白髪染めとハイライトカラーを同時にやるメリットとデメリットは?

<img src=”drink.jpg” alt=”3,明るい白髪染めから+ハイライト”>


「白髪染めをしているけど、もっと明るくしたい!」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

美容師歴30年のShinです。

今回はハイライトを使った、自然な白髪染めをご紹介します。

髪色が明るくなるだけでなく、生えてくる白髪も目立ちにくくなります。


白髪染め1色だけだと重くなりがちですが、

ハイライトを入れることで、まるで

白髪染めをしていないかのように見せることが出来る
ので、

ぜひ最後までご覧くださいね。

1,ハイライトってどんなカラー?

<img src=”drink.jpg” alt=”1,ハイライトってどんなカラー?">


ハイライトをスジ状にいれて、髪全体を明るく見せることをいいます。

 白髪染めをしていても、自然にメッシュを馴染ませることができます。


ハイライト部分はブリーチ剤で脱色をすることになるのですが、

そのままのただの金髪なので、アッシュやベージュ系の色を上から被せます。

2,ハイライトカラーだけで白髪をぼかすのはあり?なし?

結論からいうと、白髪の量がまだ少ないうちはありです。白髪が多いとやはりぼかすことはできません。

ただ、ハイライトで色を入れただけでは、白髪に金髪のスジがはいっているだけになるので上から色味を被せます。

①まず、白髪染めなしで、黒い部分にだけ細くハイライトをいれます。

②明るくなったら一度シャンプーで流します

グレージュやベージュなどのカラー剤を塗布します

そうすることで、ハイライトで明るくなった髪と白髪が馴染みます。

通常、白髪染めは退色するとオレンジ系になりますが、アッシュのような色を載せることで、赤味をなくすことができます。

3,明るい白髪染めから+ハイライト

約40%の白髪に白髪染め+ハイライトをしています。

ロングで軽さを出したい場合には、明るい白髪染めをベースにハイライトをいれていきます。


「明るい白髪染め+ハイライト」

<img src=”drink.jpg” alt=”3,明るい白髪染めから+ハイライト”>


毛量が多くても動きや立体感が生まれ、赤味を抑えて柔らかいクリーミーなアッシュになりました。

ロングだとたった8カ所のハイライトのみで、明るい白髪染めができます。

今回は3回目のハイライトになりますが、「ハイライト」は、数回にわたって入れるほど髪が 明るく仕上がります。

今回はダメージを最小限にするためハイライトを8カ所のみにしています。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:アッシュブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後ブルーバイオレットでカラー

  • 全2工程


「明るい白髪染め+ハイライト」

<img src=”drink.jpg” alt=”明るい白髪染め+ハイライト”>


こちらは白髪の割合が約60%の場合で、工程は先ほどと同じです。

白髪染めもできて、オレンジだった毛先が柔らかいグレージュになりました。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:アッシュブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後シルバーアッシュでカラー

  • 全2工程

4,黒い白髪染めから+ハイライト

 暗めの白髪染めがベースです。「自分で染めると毛先が黒くなって重い!」と感じている方におすすめです。

「100%白髪もきっちり染めたいし、明るくしたい」という場合もこのような方法をとります。

黒い白髪染めをくり返した髪は、色が抜けにくいので

やはりブリーチ剤(脱色)を使います。

ベースがかなり暗いので、全体に細くたくさんの

ハイライトを入れていきます。


ハイライトの枚数は16枚となりましたが、アルミホイルのみがブリーチなので、 ダメージも最小限に抑えられます。

<img src=”drink.jpg” alt=”4,黒い白髪染めから+ハイライト”>


白髪をしっかり染めながらベージュ系で明るさをだすことができました。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:ナチュラルブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後アッシュカラー

  • 全2工程

5,「ハイライト+白髪染め」のデメリットは?

デメリット

  • ハイライトの部分だけはダメージする

    ブリーチ剤はたしかに傷みますが、ほんの少量なので 手触りが極端にわるくなることはありません。

  • 白髪染めだけより料金がかかる
    【白髪染めの料金+○○円】となるかと思います。

    今回のような部分的なハイライトは、だいたい2000円~6000円くらい。

    全体的にハイライトを入れると6000円~1万円以上になることも。

  • すこし時間がかかる
    ハイライトをいれる間の時間はかかります。

    ハイライト を入れたあと、シャンプーしてから、もう一度カラーをすることになります。

    通常の白髪染めが約1時間半に対して、約2時間半みておいた方がよいでしょう。

ハイライト(ブリーチ部分)は色が落ちやすい

ハイライト部分は少量ですが、日に日に被せた色素が落ちていきます。

美しいヘアカラーを持続させるためには、白髪染めに適したシャンプートリ―トメントで退色を防止することです。

毎日髪を洗うたびに色褪せていきますので、ヘアカラーの発色をサポートしたり、ダメージ補修をしてくれるタイプを使うといいですよ。

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6,「ハイライト+白髪染め」のメリットは?

メリット

  • 伸びてきた白髪が目立ちにくい
    ハイライトを入れると2~4段階くらい、髪全体が明るくなりますので 白髪が目立たず、オシャレなデザインが長持ちします。

    逆に、白髪染めのみだと根元が伸びてきたときは、白+黒になるので余計に白髪が目立ちます。

  • 重いヘアスタイルでも、軽さと動きが生まれる
    ハイライトはランダムに入れることで、髪に立体感や透明感が生まれ、軽やかな髪型に見えます。

  • 白髪を染めながらも、明るくすることができる
    先ほど2~4段階といいましたが、ハイライトの部分を多くすればもっと明るく見せることもできます。

  • ブリーチ部分の「色味」の変化を楽しめる
    一度ブリーチした部分は、アッシュやグレー、ベージュなど幅広いカラーを 楽しむことができます。

  • 飽きたらいつでもやめられる
    事情があってハイライト部分を消したいときは、根元の白髪染めの色と合わせることも可能です。


「自分で染めているから明るくできない。」という方は、ハイライトを

細かくたくさん入れてから、グレーやベージュなどの色を入れることも

可能です。

 

7,ハイライトの頻度はどれくらい?

白髪染めの場合、白髪の分量によってすでに染めるサイクルがあるかと思います。

ハイライトは、白髪染め2回に1回でもOKです。

一度ハイライトをいれると明るさはキープされますので、次回はハイライト部分に

色を被せてあげるだけなので髪が傷む心配はありません。

8,白髪染めとハイライトを同時に!まとめ

いかがでしたか?「ハイライト+白髪染め」ダメージを軽減しながら 明るい白髪染めをする方法を解説しました。

白髪染めをお洒落に明るくするなら、ぜひハイライトがおすすめです。

最後に手順をおさらいしましょう。

  1. ハイライトを入れる。
  2. 根元の白髪染めをする。
  3. シャンプーで洗い流す。
  4. ハイライト部分にグレーなどの色を被せる。

以上になります。