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くせ毛をキレイにしたい!40歳からの髪質を美しくするヘアケア剤の選び方

白髪染めとハイライトカラーを同時にやるメリットとデメリットは?

<img src=”drink.jpg” alt=”3,明るい白髪染めから+ハイライト”>


「白髪染めをしているけど、もっと明るくしたい!」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

美容師歴30年のShinです。

今回はハイライト(少量のブリーチ)を使った、明るい自然な白髪染めをご紹介します。

髪色が明るくなるだけでなく、生えてくる白髪も目立ちにくくなります。


白髪染め1色だけだと重くなりがちですが、

ハイライトを入れることで、まるで

白髪染めをしていないかのように見せることが出来る
ので、

ぜひ最後までご覧くださいね。

コンテンツ
1,ハイライトってどんなカラー?
2,ハイライトカラーだけで白髪をぼかすのはあり?なし?
3,明るい白髪染めから+ハイライト
4,黒い白髪染めから+ハイライト
5,「ハイライト+白髪染め」のデメリットは?
6,「ハイライト+白髪染め」のメリットは?
7,ハイライトの頻度はどれくらい?
8,カラー用シャンプーで退色を防ぐ
9,白髪染めとハイライトを同時に!まとめ

1,ハイライトってどんなカラー?

<img src=”drink.jpg” alt=”1,ハイライトってどんなカラー?">


元の髪色が暗くても、ハイライトをスジ状にいれて、髪全体を明るく見せることをいいます。

 白髪染めをしていても、自然で柔らかく見えるカラーを入れることができます。


ハイライト部分はブリーチ剤を使用します。つまり、脱色をするのですが、脱色された髪の毛はいったん金髪になります。

そのままのではダメージして見えるので、アッシュやベージュ系の色を上から被せます。

2,ハイライトカラーだけで白髪をぼかすのはあり?なし?

結論からいうと、ありです。

ただ、ハイライトで色を明るくしただけでは、白髪に金髪のスジがはいっているだけになります。

じゃあどうするかというと

①まず、白髪染めなしで、黒い部分にだけ細くハイライトをいれます。

②明るくなったら一度シャンプーで流します

グレージュやベージュなどのカラー剤を塗布します

そうすることで、ハイライトで明るくなった髪と白髪が馴染みます。

だから、白髪が上手くぼかされ、目立たなくなりオシャレな白髪ぼかしができます

通常、白髪染めは退色するとオレンジ系になりますが、アッシュのような色を載せることで、赤味をなくすことができます。

3,明るい白髪染めから+ハイライト

こちらは約70~80%の白髪に、白髪染め+ハイライトをしています。

このように、ロングでも軽さを出したい場合には、明るい白髪染めにハイライトをいれていきます。


「明るい白髪染め+ハイライト」

<img src=”drink.jpg” alt=”3,明るい白髪染めから+ハイライト”>


毛量が多くても動きや立体感が生まれ、赤味を抑えて柔らかいクリーミーなアッシュになりました。

ロングだとたった8カ所のハイライトのみで、明るい白髪染めができます。

今回は3回目のハイライトになりますが、「ハイライト」は、数回にわたって入れるほど髪が 明るく仕上がります。

今回はダメージを最小限にするためハイライトを8カ所のみにしています。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:アッシュブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後ブルーバイオレットでカラー

  • 全2工程


「明るい白髪染め+ハイライト」

<img src=”drink.jpg” alt=”明るい白髪染め+ハイライト”>


こちらは白髪の割合が約60%の場合で、工程は先ほどと同じです。

白髪染めもできて、オレンジだった毛先が柔らかいグレージュになりました。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:アッシュブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後シルバーアッシュでカラー

  • 全2工程

4,黒い白髪染めから+ハイライト

 暗めの白髪染めがベースです。「自分で染めると毛先が黒くなって重い!」と感じている方におすすめです。

「100%白髪もきっちり染めたいし、明るくしたい」という場合もこのような方法をとります。

黒い白髪染めをくり返した髪は、色が抜けにくいのでやはりブリーチ剤(脱色)を使います。

ベースがかなり暗いので、全体に細くたくさんのハイライトが必要です。


ハイライトを入れる枚数を全体的に増やします。

ハイライトの枚数は16枚となりましたが、アルミホイルのみがブリーチなので、 ダメージも最小限に抑えられます。

<img src=”drink.jpg” alt=”4,黒い白髪染めから+ハイライト”>


白髪をしっかり染めながらベージュ系で明るさをだすことができました。

部分ハイライト
  • 所要時間:約2時間30分

  • 白髪染め:ナチュラルブラウン

  • ハイライト部:ブリーチ後アッシュカラー

  • 全2工程

5,「ハイライト+白髪染め」のデメリットは?

デメリット

  • ハイライトの部分だけはダメージする

    ブリーチ剤はたしかに傷みますが、ほんの少量なので 手触りが極端にわるくなることはありません。

    ハイライトを入れたあとはヘアカラー毛用のシャンプー&トリートメントで、ヘアケアすることをおすすめします。

  • 白髪染めだけより料金がかかる
    【白髪染めの料金+○○円】となるかと思います。

    今回のような部分的なハイライトは、だいたい2000円~6000円くらい。

    全体的にハイライトを入れると6000円~1万円以上になることも。

  • すこし時間がかかる
    ハイライトをいれる間の時間はかかります。

    ハイライト を入れたあと、シャンプーしてから、もう一度カラーをすることになります。

    通常の白髪染めが約1時間半に対して、約2時間半みておいた方がよいでしょう。

6,「ハイライト+白髪染め」のメリットは?

メリット

  • 伸びてきた白髪が目立ちにくい
    ハイライトを入れると2~4段階くらい、髪全体が明るくなりますので 白髪が目立たず、オシャレなデザインが長持ちします。

    逆に、白髪染めのみだと根元が伸びてきたときは、白+黒になるので余計に白髪が目立ちます。

  • 重いヘアスタイルでも、軽さと動きが生まれる
    ハイライトはランダムに入れることで、髪に立体感や透明感が生まれ、軽やかな髪型に見えます。

  • 白髪を染めながらも、明るくすることができる
    先ほど2~4段階といいましたが、ハイライトの部分を多くすればもっと明るく見せることもできます。

  • ブリーチ部分の「色味」を変得て楽しめる
    一度ブリーチした部分は、アッシュやグレー、ベージュなど幅広いカラーを 楽しむことができます。

  • 飽きたらいつでもやめられる
    事情があってハイライト部分を消したいときは、根元の白髪染めの色と合わせることも可能です。

「自分で染めているから明るくできない。」という方は、ハイライト部分を

細かくたくさん入れてから、グレーやベージュなどの色を入れることも可能です。

7,ハイライトの頻度はどれくらい?

白髪染めの場合、白髪の分量によってすでに染めるサイクルがあるかと思います。

ハイライトは、白髪染め2回に1回でもOKです。

一度ハイライトをいれると明るさはキープされますので、次回はハイライト部分に

色を被せてあげるだけなので髪が傷む心配はありません。

8,カラー用シャンプーで退色を防ぐ

白髪染めをつづけていると、髪にツヤがなくパサパサになりやすい 傾向があるのではないでしょうか?

白髪染めのヘアケアには、専用のシャンプーを使った方がダメージを防止できます。

なぜなら、薬剤を除去する成分が配合されているからです。

白髪染めをした髪の毛は薬の残留させないことが、ダメージと色の退色を抑える方法です。

<img src=”drink.jpg” alt=”8,カラー用シャンプーで退色を防ぐ”>


2か月くらい毛先のカラーをしなくても、このようにツヤを保つことができます。

白髪染めで傷んだ髪、退色が気になる方は、「くせ毛の白髪染め」のダメージケアおすすめサロンシャンプー4選を参考にしてください。

白髪染めの色持ちがよく、髪の手触りがなめらかになります。

9,白髪染めとハイライトを同時に!まとめ

いかがでしたか?「ハイライト+白髪染め」ダメージを軽減しながら 明るい白髪染めをする方法を解説しました。

白髪染めをお洒落に明るくするなら、ぜひハイライトがおすすめです。

最後に手順をおさらいしましょう。

  1. ハイライトを入れる。
  2. 根元の白髪染めをする。
  3. シャンプーで洗い流す。
  4. ハイライト部分にグレーなどの色を被せる。

以上になります。