kami-blog

40代からのくせ毛の悩みに役立つブログ

猫っ毛 軟毛のお手入れでもう困らないヘアケアとヘアスタイル提案

髪の毛が細い猫っ毛の悩みはたくさんありますよね。

頭頂部にボリュームが無くなる。

雨の日は湿気でパサつく。

ツヤがなく、髪の毛が傷んで見える。


こんにちは美容師歴30年のShinです。

今回は、猫っ毛は、髪が弱くて細いため、くせやうねりが出やすくけっこうお手入れが難しいですよね。

ペッタンコになってしまう髪質に、ボリュームを気にしなくて済むヘアスタイルをご紹介します。

猫っ毛のためのヘアケア法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

1 猫っ毛の特徴

自分の髪質が猫っ毛かどうかわからない!という方もおられるのでは ないでしょうか?

だからこそ、まずは自分の髪のことを知ってから、ヘアケアやスタイリング剤の 選び方に役に立ててくださいね。

1-1 猫っ毛とは?

猫っ毛とはその名の通り、猫のように柔らかくふんわりとした毛質 のことをいいます。

日本人女性の髪1本の太さは、平均約0,8ミリ ですので、猫っ毛で細い髪だとそれ以下ということになります。

【猫っ毛の特徴】

ハリコシがなく柔らかい。


湿気や汗で髪がうねる。


髪が細く絡まりやすい。


これらの特徴から、スタイリングが難しくセットの持ちが悪いので、なるべく再現性の高い髪型にしてあげるのがポイントです。

また、髪にハリコシを与え、パサつきを抑えるヘアケアも変えてみることを検討する必要があるかもしれません。

2 猫っ毛×タイプ別ヘアスタイル

猫っ毛、軟毛の人が再現性の高いヘアスタイルにするには、ミディアムショートが適しています。

肩にはつかないくらいくらいの長さで、えりあしをグッとタイトにして、頭頂部にボリュームを出してあげると、髪型がくずれにくくなります。

もちろん、お手入れも楽になることが多くメリットが多いです。

2-1 猫っ毛×くせ毛×多い

2-4 猫っ毛×くせ毛


猫っ毛でも毛量が多い場合は、ミディアムくらいの長さにします。

理由は、ボブをベースに長めにする方が、重みがでて広がりにくいからです

髪型は、えりあしを絞ったひし形のボブで、頭頂部にボリュームを 与えます。

こうすることで、ドライヤーをかけるだけで、この型におさまります。

2-2 猫っ毛×縮毛×少ない

猫っ毛×縮毛×毛量少ない


猫っ毛で縮毛、さらに髪が少ない場合、重いきってショートのグラデ―ションボブにします。

理由は、短くて段だんが、入ってない方がクセが収まりやすいからです

縮毛の方は髪が長いと、 ドライヤーの時間がかかります。

夏は汗や湿気でクセが強くなり、結ぶしかなくてヘアスタイルを楽しむことができません。

2-3 猫っ毛×細い×少ない

 猫っ毛×くせ毛


髪が細くて少ない猫っ毛の場合は、えりあしギリギリのボブがおすすめ。

ボリュームを出すために、ショートヘアにしても頭頂部がふくらむことは ありません。

なので、はじめからトップにボリュームがなくてもいい 髪型を選んだ方がお手入れが楽なのです。

レイヤー(段々)が入るヘアスタイルよりも、長持ちしやすいのもメリットの一つになります。

3 猫っ毛に効果的なヘアケア

猫っ毛には徹底した頭皮ケアが必要です。  なぜかというと、この図を見て下さい。

<img src=”drink.jpg” alt=”3 猫っ毛に効果的なヘアケア">
黄色でおおわれている黒いのが「毛包」といいます。下に毛細血管があり、代謝が良く血流の良い頭皮は、毛細血管から栄養をもらっています。

ところが、血行が悪い頭皮は「毛包」の根元が曲がり、毛細血管に栄養が届かないので、髪がどんどん細くなり、くせやうねりが強くなるのです。

そこで3つの秘策があります。猫っ毛、軟毛を少しでもなんとかしたいなら、どれか一つでも試してみてください!本当は全部やった方がいいに決まっているのですが、一番は「頭皮マッサージ」です。ですが、それぞれに髪に対するアプローチが違うので説明します。

  • 「シャワーヘッド」で毛穴ケア 
  • 「シャンプー」でハリコシ艶を与える 
  • 「頭皮マッサージ」で髪の土台を作る

3-1 シャワーヘッドで毛穴ケア

3-1猫っ毛に弾力


 シャワーヘッドは水道水の塩素を除去するので、顔や肌、髪を美しくするだけでなく、高い洗浄力で節水の効果もあります。

通常のシャンプーでは毛穴の汚れを落とすことはできず、

毛穴に皮脂汚れが残っていると、地肌がオイリーになりボリュームのないヘアスタイルに

シャワーヘッドは、使うだけで毛穴の角栓をキレイに洗浄します。

頭皮環境が改善され、血行促進するので、 元気な髪の毛が生えやすくなります


猫っ毛には、頭皮を健康にし、髪肌のダメージを予防することが大切。

髪だけでなく お肌の毛穴も引き締まりツルツルになります。
【参考記事】「ミラブルplusのメリットデメリット」

3-2 シャンプーでハリ、コシ、艶

3-1猫っ毛に弾力


髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。

「ケラチン」はコルテックス内部に、集まっているのですが

猫っ毛の方はコルテックスが少ないので、髪にハリがなくうねりやすい傾向にあります。

髪にハリ、コシを与えるには、このケラチンが必要です。

シャンプーにケラチンが配合されていると、髪の強度を あげてくれるので、髪自体がしっかりとします

ケラチンは、髪への浸透性が高く、毛髪補修に高い効果があります。

特に、フェザーケラチン(水鳥)はシャンプーした後、水をはじいて優先的に 効果を髪の毛に届けることができます。

フェザーケラチン配合シャンプーは猫っ毛に、ハリコシ、艶を与えます。
【参考記事】人気のインカラミプラチナムシャンプーを体験してみました!

硫酸系のシャンプーを避けてください!「硫酸系シャンプーとは、 ラウリル硫酸ナトリウムなどの成分が配合されたシャンプーのことをいいます。

洗浄力が非常に強いので、髪の脂をとり過ぎることで 髪が摩擦を起こします。 その結果、パサついて艶のない髪質になります。

3-3 頭皮マッサージで髪の土台をつくる

3-1猫っ毛に弾力


先ほど、毛細血管から送られるはずの血液が、「毛包」に届かないことが髪が弱くなる原因といいました。

これは、頭皮内に溜まった老廃物が溜まっている可能性が高いです。触ってみて、頭皮が硬い方は要注意です。

マッサージにより、毛包にある細胞を活性化させ、「栄養=血液」がしっかり 届くようにすることが重要ポイントです。 

頭皮マッサージやツボ押し、自分でやるのが面倒なら、電動ブラシやマッサージャーなども 効果的です。

ただし、たまにやるマッサージだけでは老廃物はなくなりません。毎日、生え際や頭頂部、耳の上、後頭部までしっかり押しましょう。

他にも猫っ毛のお手入れ法があります。猫っ毛やくせ毛で広がる髪質どういうケアをしたらいいの?

4 猫っ毛ヘアスタイル:まとめ

いかがでしたでしょうか?くり返しになりますが、頭皮ケアによる 髪の毛の土台作りは大切です。

加齢とともに髪が痩せていくので、髪が薄くて柔らかい場合は、頭皮ケアには気を配りましょう。

  • 「シャワーヘッド」で毛穴ケア 
  • 「シャンプー」でハリコシ艶を与える 
  • 「頭皮マッサージ」で髪の土台を作る

頭皮のケアをしつつ、ミディアムショートに変えてみることでリフレッシュし、髪型をキープしてくださいね。