くせ毛やうねりを伸ばしてくれるストレートアイロン。
丁寧にやっているのに、アイロンが効かない!
真っすぐに伸ばしたつもりでも取れてしまうという方も おられると思います。
今回は、美容師歴30年のわたくしShinが、効かない原因とストレートアイロンの正しい使い方について 解説していきたいと思います。
ストレートヘアを長持ちさせるコツなんかも 教えますので、ぜひご覧くださいね。
1 頑固なくせ毛を伸ばしやすいヘアアイロン
強いくせ毛を綺麗なストレートにするためには、プレート、伸びやすさ、使いやすさを備えたヘアアイロンを選びましょう。
あまり安価なヘアアイロンはプレートの素材がそれなりなので傷みやすいです。
1-1 ショート~ミディアムヘアにおすすめのアイロン
ホリスティックキュア ストレートアイロン HCS-G03DG
天然鉱石やミネラルをミクロパウダー化し、アイロンのプレートに加工。
髪にうるおいを与え、ツヤのあるヘアスタイルを長時間キープします。
自然なストレートヘアとカールが作れる2WAY使用。
アイロンを閉じると円形になり、JカールやCカール、ウエーブも作れます。
「キュアクリスタルプレート」がキューティクルを引き締しめ美しい髪へ。
パワフルに伸ばし、潤う美髪スタイラー。強いくせ毛もカールもすばやく!
【正規販売店】ホリスティックキュアストレートアイロン HCS-G03DG
スペック
商品名 | ホリスティックキュア ストレートアイロン HCS-G03DG | |||
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温度 | 120度~200度 5段階 | |||
プレート | キュアクリスタルプレート | |||
コード | 電源コード式 | |||
本体サイズ | 長さ225mm×幅30mm×奥行30mm | |||
海外対応 | 海外兼用 | |||
重さ | 165g(コード除く) | |||
機能 | 5段階調節、60分で自動電源オフ | |||
保証 | 1年間保証+代理店特典として(メーカー登録で+6か月) | |||
価格 | 14300円 |
2 ヘアアイロンが効かない理由は?
理由はけっこうありまして、この記事中で当てはまることがあればぜひやり方を変えてみて下さい。
ヘアアイロンは使い方を間違えると1回だけで傷んだりすることがあります。
2-1温度設定がまちがっている
強めの縮毛の人は140~160度くらいを目安にしましょう。
高温になりますので、同じ所をアイロンで何度も通さないようにしてください。
2~3回くらいでいいと思います。
ダメージを与えないように、高温で短い時間でやることをおすすめします。
くせが強くなければ120~130度くらいから始めて、効かない場合は 温度を上げるようにしましょう。
2-2 プレートを滑らせる時間が短い
どういうこと?
って感じですが、例えばあなたが肩くらいのボブだとしましょう。
1カ所毛束をとって、上から下まで「アイロンを滑らせる速さが2~3秒だと短い」ってことです。
肩までのボブだと髪が24~25センチ以上はあるので、根元近くからアイロンを 挟んで毛先に滑らせるまで、5秒くらいかもう少し「1、2、3、4、5」と 同じペースで数える感じでアイロンをスライドさせましょう。
あくまでも、本当に髪質によってこれが正解というわけではないので、 3秒でも伸びるならそれ以上ヘアアイロンは当てないでください。
ダメージにつながります。
2-3 挟む毛束が多すぎる
ストレートアイロンあるあるなのですが、毛束を挟むときに10センチくらいの厚さに 持っていませんか?
それはあまりよくありません。
上から挟んだつもりでも、 アイロンの熱が毛先にしか当たらないので効きません。
髪の太さにもよりますが、 細い人で2~3センチくらい、太い人や毛量がある人はそれ以下でないと キチンと真っ直ぐになりません。
先ほどと同じく、ダメージにならないよう 髪の内側で一度試して、くせが伸びる幅をつかんでから全体にアイロンをかけて下さいね。
2-4 髪が傷んでいる
ヘアアイロンの使い方は正しくできているのに、真っすぐにならない場合。 髪が傷んでいるかもしれません。
元々、ヘアアイロンで真っすぐに伸びるのは 、健康な髪内部の水分を熱で少しだけ飛ばすことによって、ストレートヘアに しています。
だから、ダメージした髪には「水分」が少ないので、「水分」飛ばすことが できないからアイロンが効かないということになります。
その対策は、水分量を維持するブローローションを ドライヤー前に付け、乾かしたあとにヘアアイロンをかけることで 伸ばしやすくすることもできます。
CMCといわれる脂質の膜が水分をコーティングし、ダメージを補修しながら サラサラなストレートに仕上げます。
2-5 アイロンを使う前の下準備ができてない
ヘアアイロンをかける前の手順
- 髪全体の絡まりをとる。
- 傷んでいるならブローローションを付ける。
- ドライヤーで完全ドライ。
- クリップでアイロンをかける部分とそうでない部分を分ける。
- かける部分を根元からコームでとかす。
ここまで準備してからアイロンをかけましょう。
2-6 しっかり乾かせてない
下準備のひとつではありますが、朝シャンプー➡ドライヤー➡ヘアアイロン の人へ。
完璧に根元から毛先まで乾かしてください。
ちょっとでも湿っていると 髪が火傷します。
イメージ的には、熱したフライパンに水を垂らすと ジュ~~ッとなって温度が急激に上がる感じです。
気をつけて下さいね。
3 ストレートアイロンの使い方と長持ちさせるコツ
ストレートが効かない原因を踏まえて、シンプルに解説したいと思います。
3-1 ストレートアイロンの正しい使い方
まず適度な薄さに分けとって、クリップで留める。
根元近くからアイロンが あたるよう、毛束を45度くらいに引き上げる。
引き上げたままの高さで、コームで毛先までキレイにとかす。
ヘアアイロンを根元から、毛先まで同じペースでスルーする。
これをすべての箇所でくりかえすだけです。
3-2ストレートヘアを長持ちさせるコツ
ストレートにしてもカールにしても、熱をあてたあとの毛束を数びょう手で 持ったまま冷ましてください。
髪の毛は熱がさめてから冷える時点で ストレートが形状記憶されます。
全体的にやるのが面倒なら、長もちさせたい所だけでも やってみてください。
仕上げにバームワックスを丁寧に付けておくと、さらに湿気から髪を守ってくれるので 長持ちしやすくなります。
4 ストレートアイロン 効かない:まとめ
ヘアアイロンの使い方の違いはありましたか?
いくつかあったなら、1つ1つ変えていかれることをおすすめします。
また、髪型や長さ、毛量によって、ヘアアイロンの選び方を変えることも伸ばしやすさにつながります。 くせ毛を伸ばすストレートアイロン5選【価格別で比較】失敗しない選び方